カフェでバイト中の出来事を描いた漫画「変なお客さんの話」がSNS上で話題となっています。カフェでバイト中、ある男性客に呼ばれ、コーヒーの注文を受けた女性。しかし、客は「ミルク、砂糖は入れますか」という質問に“あるもの”も要求し…という内容で「面白すぎ」「クレーム対応の鏡」「常連になったんか〜い」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。
見た目は普通のおじいちゃんで…
この漫画を描いたのは、むめい（ペンネーム）さんです。日常で起こった出来事を漫画にしてインスタグラムで発表しています。また、ブログ「ぶぶぶブログ！ぶっブログ！」も運営しています。
Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。
むめいさん「3年ほど前からです。最初はイラストを載せていましたが、いろいろな方のインスタ漫画を読ませていただいて、私も変な話ならあるから描いてみようと思い、下手くそなりに思い出を漫画にし始めました」
Q.今回の漫画を描いたきっかけは。
むめいさん「最近はコロナで外出することも少なくなり、平凡な生活をしていると衝撃的な出来事もなかなかないので、漫画のネタになるような思い出はなかったかなー？と振り返っていたときにこの話を描こうと思いました」
Q.急に驚きますよね。他のスタッフも同じ経験をされたのですか。
むめいさん「見た目は普通のおじいちゃんでしたし、初めてのことだったのでびっくりしました。私の聞き間違いかと思いました。他のスタッフが要求されることはなかったので、私だけ運が悪かったのかもしれません…」
Q.きっぱりとした態度で言い通した後、どんな気分だったのでしょうか。
むめいさん「この後、もしクレームになったら、全部店長のせいにしてやる！という気持ちだったので、私は何とかその場をやり過ごすだけで精いっぱいでした。おじいちゃんがおとなしく、カフェオレを飲んでいる姿を見て安心しました」
Q.常連になった男性は、その後も同じ注文の仕方だったのですか。
むめいさん「その後は普通に注文してくれるようになりました！ 私みたいな店員とまた同じやりとりをするのは嫌だったのかなと思います。カフェオレはあまり注文されなかったですが、ブラックコーヒーをよく飲んでいました（笑）」
Q.他に「この人変わってるなー」と感じた客は。
むめいさん「お尻やおなかを触ってきたり、奇声を発したりするおじいちゃんがいました。田舎なので年配のお客さんが多いんですよね…。また、このおじいちゃんもいつか漫画にしてみたいです」
Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。
むめいさん「『面白かった！』と言っていただける方々が多く、描いてよかったなと思いました。接客業をされている方々からの共感のコメントや、同じような経験をされている方もいて、私だけじゃなかったんだとちょっと安心しました。『変なお客さんがいたら、りんとした態度で対応してみます！！』と参考にしてくださる方もいました」
Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。
むめいさん「変わらず、漫画もゆるゆると描いていきたいですし、リクエストを頂いているLINEスタンプも作りたいです。また、ステッカーを作って、シンプルなノートの表紙に貼りたいなと個人的に思っています。なんせ行動が遅いので、いつ実現できるやら…ですが」
オトナンサー編集部
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