明治安田生命J1リーグ第8節、清水エスパルスvs浦和レッズの一戦が7日に行われ、アウェイの浦和が0-2で勝利した。

前半にDF岩波拓也のヘディングで先制した浦和は、1点をリードしたまま、76分にFW杉本健勇を投入する。

そして試合終了間際の89分、MF伊藤敦樹がボックス左手前まで侵入すると、そこから左足でクロス。ボールはボックス際の杉本のもとへと飛んでいき、右足でダイレクトボレー。上手く抑えながらも、強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

杉本にとってこれがJ1通算50得点のメモリアルゴールに。杉本は3月の横浜FC戦でもPKでゴールを決めていたが、流れの中からの得点は昨年9月13日北海道コンサドーレ札幌戦以来となる。

浦和は今季初の2連勝となったが、杉本のスーパーボレーには、「これめっちゃ難しいやつ」「今まで焦らしてたのか」「ずっと待ってた」「このゴールをきっかけにゴール量産してくれる事に期待」など、杉本のゴールを待ち焦がれたサポーターからの反応が多く集まっている。

浦和は先日元U-21デンマーク代表FWキャスパー・ユンカー(27)の獲得を発表。1トップの定位置争いはさらに激しさを増すだけに、杉本のさらなる奮起に期待が懸かるところだ。

【動画】「これめっちゃ難しいやつ」杉本が放った技ありのボレーシュート(4:15~)


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