埼玉県の⼾⽥市選挙管理委員会は4月9日スーパーレイジー君(本名:西本誠)議員の当選を無効とすることを発表した。

スーパーレイジー君議員は、2021年1月におこなわれた戸田市議選で初当選した。ところが、同年2月、市民から「市内に住んでいる実態がないのではないか」などの理由で当選無効をもとめる異議申し立てがあり、戸田市が居住実態などについて調査していた。

市選管「居住実態がなかった」と判断

地方議員になるための要件として、選挙がおこなわれる日まで3カ月以上、その市町村の区域内に住所を有すること、いわゆる「居住実態」が必要だ。

⼾⽥市選挙管理委員会は、当選無効の理由として、「戸田市に居住の実態がないと考えられる」とした。居住の実態がないと考えた理由として、以下の点などを挙げている(当選人=スーパーレイジー君議員)。

アパートの契約の名義人が当選人でなく、居住届出者の親族(賃貸契約者)になっている
・電気、ガス、水道の契約の名義人が当選人ではなく居住届出者になっている
・表札を掲出していない
・以前住んでいた東京都の住所地に引き続き妻子が住んでいる
東京都の住所地のマンション、電気、ガス、水道の各契約名義は当選人となっている
東京都の住所地の水道の使用量が転居後も減らない
郵便局への転居届を出していない

そのうえで、スーパーレイジー君議員が、戸田市に住民登録があった2020年10月5日から2021年2月4日までの間、戸田市内に確実に住んでいた客観的証拠があるとはいえず、逆に旧住所地の契約状況は、スーパーレイジー君議員が旧住所地に居住していることを示しているなどと判断したようだ。

ただちに議員でなくなるわけではない

もっとも、今回の決定に不服がある場合、スーパーレイジー君議員は、21⽇以内に埼⽟県選挙管理委員会へ審査の申⽴てをすることができ、議員としての地位をただちに失うわけではない。

埼⽟県選挙管理委員会は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「審査申⽴ては、現時点(16時45分時点)では行われていない」と回答した。

スーパークレイジー君、当選無効に 戸田市選管「居住の実態がなかった」と発表