バイエルンを率いるハンジ・フリック監督が、ドイツ代表MFレオン・ゴレツカらが10日に行われるブンデスリーガ第28節のウニオン・ベルリン戦を負傷欠場することを発表した。9日、バイエルンのクラブ公式サイトが伝えている。

 ウニオン・ベルリン戦ではゴレツカに加え、フランス代表DFリュカエルナンデスドイツ代表DFニクラス・ズーレが欠場することになるようだ。同3選手は7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のパリ・サンジェルマンPSG)とのファーストレグに先発出場を果たした。しかし、ゴレツカは33分に、ズーレは42分に負傷交代していた。

 フリック監督は前日に行われた記者会見で「リュカは打撲、レオンとニクラスは筋肉系の問題がある」と状態について説明。復帰時期については「レオンリュカPSGとのセカンドレグに出場できることを願っている。ニクラスについてはPSG戦と、おそらくその後の試合も欠場することになるだろう。経過を見なければならない」と言及した。

 新たに3選手の離脱が決定したバイエルンだが、その他にもポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキスペイン人MFマルク・ロカ、ブラジル代表FWドウグラス・コスタ、フランス代表MFコランタン・トリッソも負傷欠場となる。また、カナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスはレッドカードによる出場停止処分で、ドイツ代表FWセルジュ・ニャブリは新型コロナウイルス陽性により欠場となる。

ウニオン・ベルリン戦を欠場するレオン・ゴレツカ [写真]=Getty Images