初飛行は2022年を予定しているとのこと。

式典にはインドネシア政府代表団も出席

韓国の航空機メーカーであるKAI(韓国航空宇宙産業)は2021年4月9日(金)、同国南部の慶尚南道にある泗川工場において、KF-21の出庫式を行いました。

同機は韓国初の国産戦闘機で、従来KF-Xと呼ばれていた機体です。今回、「21世紀の先端航空宇宙分野での躍進」「21世紀における韓国空軍の飛躍」「21世紀の朝鮮半島を守護する国産戦闘機」といった意味を込めて「KF-21」と名付けられました。

また併せて韓国空軍は同機に、若いオオタカを意味する「ポラメ」という愛称も付けています。

KAIおよび韓国防衛事業庁いわく、KF-21は第4.5世代プラスαの最先端戦闘機とのこと。超音速を発揮し、最新のAESAレーダーや統合電子システムなどを国産開発し搭載する予定で、継続して国産部品を追加装備することで改良発展させる計画だといいます。

国産化率は量産初号機で65%を目標にしています。なお先んじて開発された国産のT-50練習機は量産初号機の国産化率は59%でした。

式典には、政府および軍高官のほか、インドネシア国防長官をはじめとする同国政府代表団、KAIなどの防衛産業関係者、そして各界要人が参加して執り行われました。

今回、式典で披露された試作機は今後、地上テストなどを経て2022年初頭に初飛行を予定、以後2026年までさまざまな評価試験を実施したのち、開発を完了させる計画としています。

KAIの出庫式で披露されたKF-21「ポラメ」戦闘機の試作機(画像:韓国防衛事業庁)。