カマタマーレ讃岐は12日、新監督にセルビア指揮官のゼムノビッチ・ズドラブコ氏(67)が就任したことを発表した。

1988年にBSKバタイニッツァ(ユーゴスラビア1部)で監督キャリアをスタートさせたズドラブコ氏は、1995年鳥栖フューチャーズ(現サガン鳥栖)のコーチに就任。その後、清水エスパルスのユース監督やトップチームの監督を歴任した。

2003年にはFKラド・べオグラード(セルビア1部)の監督に就任。2005年から千葉県サッカー協会テクニカルディレクターとして再来日を果たすと、2016年から2年間、VONDS市原の監督を務め、2020年1月にFC岐阜の監督に就任。しかし、9月に退任していた。

その後は、兵庫県通信制高校である相生学院高校のサッカー部で監督を務めていたが、再びJリーグの舞台に復帰することとなった。

監督就任が決まったゼムノビッチ氏はクラブを通じてコメントしている。

「この度、カマタマーレ讃岐の監督に就任することになり大変嬉しく思っています。チームへの合流と練習開始を楽しみにしております」

「選手、スタッフ、クラブが一丸となってJ2昇格を目指します。ファン・サポーターの皆さん、温かいご声援をよろしくお願いします」

讃岐は、ガンバ大阪で強化部やサテライトコーチ、育成担当部長などを歴任し、2020年1月からゼネラルマネージャーを務めていた上野山信行氏が今シーズンから監督を兼任していたが、開幕2連敗となったところで突如辞任を発表。西村俊寛トップチームダイレクターが暫定的に指揮を執っていた。

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