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自宅で過ごす時間が増える昨今、多くの飼い主がこれまで以上にペットに関心を向けるようになった。しかしアメリカで、ネイリストの女性がペットのチワワに付け爪を施して物議を醸している。中には「動物虐待」という声もあがっているようだ。『Mirror』『Tyla』などが伝えた。

ロサンゼルスを拠点にネイリストとして活躍するマリッツァ・ルバルカヴァさん(Maritza Rubalcava、25)が今年3月、TikTokにある動画を投稿したところ物議を醸し、今月に入ってメディアに取り上げられた。

動画には愛犬のチワワ“ココ(Coco)”が映っているが、ココの前足の爪はマリッツァさんによって施された長い付け爪で飾られていた。

マリッツァさんはある日、夫との会話の中でココを自分の子供のように愛していると話し、ココのために付け爪を作りたいと思ったそうだ。

マリッツァさんが投稿した今回の動画には「自分の愛犬にも試したい」「とてもかわいい!」という声が寄せられたが、一方で「動物虐待ではないか」というこのようなコメントも届いた。

「これじゃあ犬は歩くことができないんじゃないの?」
「医学的には犬の爪は短くする方が最適だと言われているのに。あなた、犬の飼い方を知らないんじゃないの?」
「これは長すぎでしょ! ただの冗談だと思いたいわ。お願いだから犬に付け爪を付けっぱなしにしないで!」

マリッツァさんはこれらの否定的な意見に対して、次のように述べている。

「ちょっとした遊び心でやってみたんですが、結果的にはとても良い感じに仕上がりました。ココは甘えん坊で、爪にネイルチップを貼りつける時は楽しんでいるようなんですよ。」

「ココは単に写真を撮るためのモデルになっただけです。(付け爪を)いつも付けたままにしているのは現実的ではありませんから。これはちょっとした愛犬との触れ合いの時間であり、私も楽しんでやっています。」

「多くの人がこのアイデアを気に入ってくれたようですが、中にはそうではない人もいます。今回の出来事にショックを受けた人もいたようですが、私は単に楽しんでやっているだけです。実際にココを傷つけるようなことは何ひとつしていません。」

またマリッツァさんはココについて、母親が経営する店の前に箱に入れられて捨てられていたことを明かし、そんなココに幸せな生活が送れるようにしたいとも述べている。

マリッツァさんは昨年10月にネイルビジネスをスタートさせ、現在ココのために4種類の付け爪セットを手がけたそうだ。そして公式サイト「Bellamour Beauty」では“犬用の付け爪セット”の予約注文を受け付けており、今月14日から発送されるという。

画像は『Bellamour 2021年3月5日付TikTok「#prettynails #nails #nailtutorial #pressonnails #nailsartvideos」、2021年3月21日付TikTok「#pressonnails #nails #cute #asmrasmrsounds #smallbusiness」、2021年3月6日付TikTok「#nails #pressonnails #pink #dog #satisfying #smallbussines #hate」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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