あなたの言葉遣い、じつは間違った日本語かも? この連載では多くの人が使ってしまいがちな間違った言い回しを紹介します。

強ち

 今週のお題は「強ち」という日本語です。恥をかく前に、正しい読み方を覚えて、使い方を身につけましょう!

 ひらがなで書けばみんな知っているのに、漢字にすると読めないこの言葉。いったいなんと読むのでしょう?

「強ち」の読み方は「あながち」

読書
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「強ち」の読み方は「あながち」です。ちなみに、似ている言葉に「強か」がありますが、これは「したたか」と読みます。

強ち間違いではない」「強ち嘘ではない」など、副詞として使われることが多く、「強ち〜ではない」と後ろに打ち消しの言葉を伴います。

「強ち」の意味は「必ずしも」

 副詞としての「強ち」を辞書で引いてみると……。

強ち
[副](あとに打消しの語を伴う)
1. 断定しきれない気持ちを表す。必ずしも。一概に。
「強ち(に)うそとは言いきれない」
2. 強い否定の意を表す。決して。
「範頼、義経が申し状、―御許容あるべからず」〈平家・一〇〉
(出典:デジタル大辞泉)

「強ち〜ではない」は「必ずしも〜ではない」という意味で使われます。強い否定の意味もありますが、現在はあまり使われていません。
 
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【御手洗ココ】

平成生まれのフリーライター。三度の飯より酒が好き。ビールはプレモル派です。