中国のポータルサイト・百度に12日、日本人観光客が中国を訪れて食事をする際に決まって口にする感想について紹介する記事が掲載された。

 記事は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前は日本を訪れる中国人観光客の数が増え続け、多くの中国人が日本の風俗、文化に触れ、日本のグルメに舌鼓を打ったと紹介。一方で、中国人による「日本ブーム」とは裏腹に、中国を訪れる日本人観光客の数は決して多くなかったと伝えた。

 そして、日本国内で中国に対するイメージを聞いてみると、日本人の中国に対する評価は二極化の様相を呈しており、中高年者の多くは「モラルがない、環境が悪い、汚れていて雑然としている」というイメージを持ち、「中国には旅行に行きたくない」と考えているとした。

 その一方で、若い世代では「中国人は消費能力が高く、親切で友好的だ」と考えている人が多少なりともおり、中国の歴史や文化、そして、グルメに興味を持ち、中国旅行をしてみたいと思っている人もいると紹介した。

 記事はその上で、中国を訪れる日本人観光客が現地の海鮮料理などのグルメを体験する際には決まって「見た目には不衛生だけれど、食べてみるととてもおいしい」という感想を残すとし、最初は衛生面での抵抗感を覚えつつも、いつしか「やみつき」になる人が多いのだと紹介している。(編集担当:今関忠義)(イメージ写真提供:123RF)

中国グルメを体験した日本人観光客が、決まって言うこととは?