安全なデジタル体験を実現するインテリジェント・エッジ・プラットフォームを提供する Akamai Technologies(以下、「アカマイ」)はブログを公開し、近年ますます複雑になっているDDoS 攻撃において、大規模なボリューム型DDoS攻撃が急速に増加していることを指摘しています。https://blogs.akamai.com/jp/2021/04/2021-volumetric-ddos-attacks-rising-fast.html
※ このアラートは2021.3.31に執筆されたTom EmmonsによるBlogの翻訳記事を元に作成しています。

安全なデジタル体験を実現するインテリジェント・エッジ・プラットフォームを提供する Akamai Technologies(以下、「アカマイ」)はブログを公開し、近年ますます複雑になっているDDoS 攻撃において、大規模なボリューム型DDoS攻撃が急速に増加していることを指摘しています。
https://blogs.akamai.com/jp/2021/04/2021-volumetric-ddos-attacks-rising-fast.html

攻撃件数のペースだけでなく、攻撃の水準も上がっており、2021 年だけで(2021 年 3 月 24 日現在)、2019 年1年間に観測した 50 Gbps 超の攻撃の総数をすでに超えています。こうした規模の攻撃を受けた場合、ほぼすべてのユーザーがオフラインになる可能性があります。

Akamai が緩和したボリューム型 DDoS 攻撃の6件中3件は、過去1ヵ月の間に発生しており、そのうち2件はこれまでで最大規模の DDoS 脅迫攻撃となりました。この直近3件の攻撃は、ヨーロッパのギャンブル業界の組織と、アジアのビデオゲーム業界の組織が標的になっています。

また、攻撃の範囲が広がっていくことも予想されます。1ヵ月あたりの顧客攻撃件数は引き続き記録的な数字に迫っており、攻撃を受けた顧客 の数が 57% 増加している(前年比)ことを示しています。

図 1:記録/緩和された DDoS 攻撃の上位 Gbps

図 2:年度別の DDoS 攻撃推移と予測。棒グラフ = DDoS 攻撃数、赤線 = 50 Gbps 超の攻撃。
2021 年の統計は現在の合計に基づいて予測。

直近の脅迫攻撃(800 Gbps 超のピーク値を記録した、ヨーロッパのギャンブル会社を標的とした攻撃)は、2020年8月中旬に始まった脅迫攻撃の広範囲にわたる再発以来、最も大きく複雑な攻撃でした。この攻撃キャンペーンが開始されて以来、威嚇攻撃は8月の200Gbps超から9月中旬までに500Gbps超に拡大し、2021年2月には800Gbps超まで膨れ上がっています。

攻撃の傾向や観測結果から、2021 年も引き続き多様な DDoS 攻撃が発生すると予測しており、特に次の4種の数字が増加すると見ています。
1. DDoS 攻撃の数
2. 大規模な DDoS 攻撃の数(50 Gbps 超)
3. DDoS の標的となる業界の数
4. DDoS の標的となる組織の数

ブログ全文はこちらをご覧ください。
https://blogs.akamai.com/jp/2021/04/2021-volumetric-ddos-attacks-rising-fast.html

アカマイ について:
Akamai は世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamaiインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドが Akamai を利用しています。Akamai は、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成される Akamai のソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamai を信頼する理由について、、およびTwitterの@Akamai_jpでご紹介しています。

※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です

配信元企業:アカマイ・テクノロジーズ合同会社

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ