日本政府が13日に福島第一原発の汚染処理水を海洋放出する方針を閣議決定したことを受け、中国や韓国から反発の声が上がる中、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの反応があいまいだとして、中国で批判の声が上がっている。
日本政府の閣議決定を受け、グレタさんは13日午後にツイッターで中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記事をリツイート。記事中の「日本は福島第一原子力発電所から100万トン以上の汚染水を海洋放出すると述べている」という一節をそのまま引用してつづった。また、日本の方針を批判する環境団体グリーンピースツイートリツイートしたものの、この件について個人的なコメントは投稿していない。
中国紙・人民日報は「環境保護に関する急進的な発言で有名なグレタ・トゥーンベリさんがこの件についてどんなコメントをするのか、多くの人の注目が集まった。しかし、これまでのところはいずれも他人の意見を引用するだけで、自らは何も発言しておらず、(日本に対する)実質的な批判もしていない」と指摘。「自称している“環境活動家”というよりも、宿題を写して教師をやり過ごす生徒のような態度を示している」と皮肉交じりに伝えた。
中国のネット上でも大きな話題となっており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では14日午後3時現在、「スウェーデンの環境保護少女の、日本の事件に対する反応があいまい」が検索キーワードランキングの2位まで上昇している。ネットユーザーからは「出てきて演説でもするかと思えばリツイートで終わりか」「いきなりだんまりか」「日本から金をもらったのだろう」といった批判の声が相次いでいる。(翻訳・編集/北田

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんの日本に対する反応があいまいだとして、中国で批判の声が上がっている。