データサイエンスで企業と社会の課題を解決する株式会社DATAFLUCT(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役:久米村 隼人、以下「DATAFLUCT」)は、官公庁や自治体向けにGISをはじめとした空間情報技術活用ソリューションを展開する株式会社ドーン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:宮崎 正伸、以下「ドーン」)との間で、両社の技術と知見を掛け合わせてGovTech(ガブテック)事業を強化し、特に「防犯」領域での事業展開に向け相互協力を行うことに合意しました。

  • 背景 ―防犯領域・警察活動におけるデータ活用ニーズの高まり
当社はデータサイエンスの力で都市や社会の課題を解決することを目指し、今年1月の『DATAFLUCT smartcity series.』発表など同分野において積極的な事業開発を進めてまいりました。国が推進するスーパーシティ・スマートシティの構想において、カバーするべき領域は複数あげられていますが、昨今多くの企業が参入し技術革新が進む「移動」や「物流」のほか、参入障壁が高く事例の少ない「防犯」領域も今後発展が期待される重要なテーマの一つとなっております。

防犯において重要な役割を担う警察では、業務の多様化や大量退職期の到来を受け、業務効率化や人的基盤の強化が進められています。個々の警察官が過去の統計を分析し、経験や勘に基づいて警察活動が行われてきたこれまでの時代から、科学的根拠に基づく予測により警察資源を有効に活用し、より高度な警察活動を展開する構想※も示されており、社会が変化していく中で、防犯領域にも技術革新が求められていると言えます。

このたび、こうした課題をテクノロジーの力で解決し、社会の安心・安全に貢献したいという当社とドーンの想いが一致し、両社の技術・ノウハウを活用し融合させた新たなソリューションの推進に向け協力していくことに合意いたしました。

警視庁ホームページ「犯罪・交通事象・警備事象の予測におけるICT活用の在り方に関する提言書」(https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kurashi/anzen/anshin/ict_teigen.files/ict_teigensyo.pdf
  • 今後の方針
当社は、農林水産業から建設、物流、飲食分野までカバーするDX支援実績と、同じく多数の領域に向けて自社プロダクトを展開してきたことで、データ活用に関するフルスタックの技術を持ちます。また、社会課題発想での新規事業開発にも強みを持ち、複数のオープンイノベーションプログラム、自治体からの採択事例があります。日本トップレベルの空間情報技術を持ち、クライアントの約8割が官公庁という実績と信頼のあるドーンとの協力関係により、両社の強みをいかして、データ活用で「人の命を助けられる」「犯罪を未然に防ぐことができる」世界の実現を目指します。
  • データ活用で社会課題の解決に貢献するDATAFLUCT
当社は設立当初より、データサイエンスをあらゆる産業・社会に届けることを目指しサービスを展開してまいりました。設立3年目を迎えた今後の事業においては、社会課題の解決をより重要なテーマとし、データ活用でSDGsに貢献するためのアイデア『DATAFLUCT smartcity series.』を発表いたしました。その他、企業や自治体との共創にも積極的に取り組み、既に複数のプロジェクトの開発を進めております。
◆DATAFLUCT smartcity series. Webページ:https://datafluct.com/smartcity

当社のSDGs関連事業では「防災/環境負荷の軽減」「移動とエネルギー」「にぎわいの創出」という3つのテーマを掲げ、開発を進めてまいりました。今回の協力合意により「防犯」領域の事業開発を開始し、データサイエンスの力でより良い社会の実現に貢献することを目指します。


社会課題の解決をテーマに展開する当社事業・提案の一例
東京都の「『ICT等を活用した先進的な食品ロス削減』に向けた新たなビジネスモデ事業」にて、サプライチェーン全体の食品廃棄ロスを削減する『ダイナミックMDカレンダー』が採択(2020年10月2日発表)
https://datafluct.com/release/994/

◆街づくりのPDCAサイクルをデータサイエンスで推進し、都市の課題を解決する12種類のBI/BAツール『DATAFLUCT smartcity series.』(2021年1月29日発表)
https://datafluct.com/release/1353/
(サービス公式Webページ:https://datafluct.com/smartcity

◆グローバル・オープンイノベーション・プログラム「SmartCityX」に、防災向けビッグデータ分析ソリューションが採択(2021年2月8日発表)
https://datafluct.com/release/1403/

◆オープンイノベーションイベント「Marui Co-Creation Pitch 2021」にて、データ活用で「サステナブルな購買」を促進する当社提案が優秀賞に選出(2021年2月19日発表)
https://datafluct.com/release/1409/


■株式会社DATAFLUCTについて
「データを商いに」というビジョンのもと、データから新たなビジネスを創出し企業と社会に価値を生み出すデータサイエンス・スタートアップスタジオ。衛星画像からPOSデータまで幅広い分析実績をもち、技術やデータにかかわらず業界をこえたアルゴリズム構築が可能です。
多彩な自社サービス開発の知見を生かしたDX支援のほか、データ活用でSDGsに貢献することを目指し、ビジネスと社会貢献を両立させる新規事業開発にも取り組んでいます。

<企業概要>
本社所在地 東京都千代田区麹町1-4-4 2F LIFULL HUB内
代表者 代表取締役 久米村 隼人
設立 2019年1月29日
電話番号 03-6822-5590(代表)
資本金 5,800万円(資本金準備金含む)
事業内容 Data Business SaaSの展開、企業のDX支援
WEBサイト https://datafluct.com/
Twitter https://twitter.com/datafluct
Facebook https://www.facebook.com/datafluct/
note https://note.datafluct.jp/


■株式会社ドーンについて
地理情報システム(GIS)の独自技術を活用し、警察消防、自治体防災、社会インフラ保全等の分野で空間情報ソリューションを提供しています。


<本件に関するお問い合わせ>
株式会社DATAFLUCT
Tel:03-6822-5590
Mail:info@datafluct.com

配信元企業:株式会社DATAFLUCT

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