シリコンバレー発のIoT・コネクテッド関連のプラットフォームを提供するMODE, Inc.(本社:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ、CEO:上田 学 / 以下、MODE)は、製造業のDXから生産ラインの開発・実装までを包括的に支援するコンソーシアム「Team Cross FA(チームクロスエフエー)」でプロデュース統括を務める天野 眞也氏をインダストリーアドバイザーとしてお迎えしたことをお知らせします。


■ 製造業におけるDX化の現状

製造業におけるDXが促進することで、経験や勘に頼った生産活動をシミュレーションで最適化し、自動でタイムリーな情報を活用する生産活動に変化させることが可能となります。

<製造現場におけるDX活用の事例>
  • 製造ラインでの稼働監視と予知保全
  • 作業者や設備の稼働状況把握
  • 遠隔工場データのデータ統合による原価の最適化
  • 納期遅れに対する正確なスケジュール修正
  • 不良品を出さないフローから作らないフローへの変革
しかし、中小企業を中心に製造現場におけるDXの活用はなかなか進まず、この数年では製造工程のデータ収集に取り組んでいる企業は減少傾向にあります。(2020年版ものづくり白書より)
製造現場ではさまざまな機械や設備、ロボットなどが稼働しており、機器・設備の種類が異なると収集できるデータ項目も異なるため、データ収集が困難な状況であることが課題として挙げられます。
また、試行錯誤して収集できたデータを充分に活用することができず、この状況が製造業DXの拡大・普及を妨げている大きな原因として挙げられます。


■ 天野 眞也氏、就任の背景

当社は「日本のDXを加速させるIoTソリューション」を提供することを目標に掲げ、センサーやデバイスのためのIoTプラットフォームを構築・提供しています。ハードウェア中心の事業からIoTを活用したビジネス展開へと変革する製造業においても多く活用されています。
この度、製造業DX第一人者として、製造現場におけるDX化の知見やノウハウに知見のある天野氏をインダストリーアドバイザーとして迎えることで、製造業において真の意味で活用できるデータ収集の仕組み構築を目指します。


■ 天野 眞也氏
【略歴】
大学卒業後、株式会社キーエンスに新卒で入社。組織横断型の社長直轄プロジェクトを率い、同社が売上数百億円から2,000億円を超える企業に成長するまで、第一線でけん引。自動車、食品、半導体など、あらゆる業界の生産現場を見てきた経験と、顧客と共に海外を含む新工場プロジェクトを成功に導いてきた実績を基に、2010年起業。
現在は株式会社FAプロダクツ会長のほか、ロボコム株式会社社長、日本サポートシステム株式会社社長などを兼務し、製造業のDXを一貫支援するコンソーシアム「Team Cross FA(チームクロスエフエー)」の旗振り役を務める。

【コメント】
第四次産業革命が急速に進む中で、製造業におけるデータ活用の重要性は今後ますます高まっていくでしょう。日本は「データを収集するのは得意だが、それを分析して改善に生かすことが不得意である」といわれています。
MODEが提供するIoTプラットフォームの技術は、今後の製造業推進に大きな役割を果たしていくと考えています。GoogleMapで鍛えたMODEの超高速時系列データベース構築の技術は、効率的にデータを収集できるのはもちろん、収集したデータを総合的に分析することで、コストパフォーマンスの最大化や、データドリブンで行う作業計画変更、需要把握など、まさに製造業DXを実現するためのコアな技術です。私がこれまでに製造現場で培ってきた知見を活用できると考え、参画いたしました。
シリコンバレーに拠点を構え、最新テクノロジーを提供するMODEとともに、日本の製造業におけるDXを一日でも早く実現して、製造業から日本を元気にしていきたいと考えております。


■ MODE CEO 上田 学 コメント
シリコンバレーでクラウドの大規模システム開発に20年関わってきた中で、データの力をまざまざと見せつけられてきました。しかし、今までのデータ活用は、サイバー空間のものでしかありませんでした。このデータ活用が「現実世界のビジネスでも行われるべき」というのがDXです。
「現実世界のビジネスの現場にデータ活用を使える形で提供したい」これがMODEの想いです。
製造業DXの先駆者である天野氏をアドバイザーに迎えることで、製造現場と技術の出会いが加速的に進み、ワクワクするようなプロジェクトが次々に生まれていくことを期待しています。


■ Team Cross FA 基本情報

呼称    Team Cross FA(チームクロスエフエー)
事務局   〒105-0004 東京都港区新橋5-35-10 新橋アネックス2F (株式会社FAプロダクツ内)
URL   https://connected-engineering.com/
幹事企業
株式会社FAプロダクツ https://fa-products.jp/
ロボコム株式会社 http://robotcom.jp
株式会社オフィス エフエイ・コム https://www.office-fa.com/
日本サポートシステム株式会社 https://jss1.jp/
ロボコム・アンド・エフエイコム株式会社 https://robotandfa.com/
株式会社INDUSTRIAL-X SECURITY  https://industrial-xs.jp/
株式会社SaaSis  https://saasis.jp/
公式パートナー
鹿島建設株式会社  https://www.kajima.co.jp/
株式会社電通国際情報サービス  https://www.isid.co.jp/
日研トータルソーシング株式会社 https://www.nikken-totalsourcing.jp/
株式会社日立システムズ https://www.hitachi-systems.com/
ミツイワ株式会社    https://www.mitsuiwa.co.jp/


■採用情報

MODE, Inc.では現在、採用を強化しています。興味のある方は以下よりご応募ください。
https://www.tinkermode.jp/careers

採用強化中の職種一覧
  • プロダクトマネージャー
  • 事業開発マネージャー
  • ソフトウェアエンジニア
  • 営業
  • エンタープライズ ソリューションズ マネージャー
  • テクニカル サポート エンジニア
  • など


■MODEについて
MODEは、日本のDXを加速させるIoTソリューションを提供しているシリコンバレー発のスタートアップです。あらゆるセンサーデータなどに対応するゲートウェイ内のソフトウェアと、クラウド上に独自開発をした超高速な時系列データベース技術をベースとして、現実社会のデータの収集を圧倒的簡単に提供するソリューションを提供しております。


■会社概要

会社名:MODE, Inc.
代表者:CEO / Co-Founder 上田 学
所在地:アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオ市ゲートウェイドライブ1840、スイート250
設立:2014年7月
事業内容:センサープラットフォーム及び関連ソフトウェアサービスの提供
URL:https://www.tinkermode.jp

配信元企業:MODE, Inc

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