シリーズ累計420万部突破の人気書籍『ざんねんないきもの事典』シリーズ(高橋書店)が、『映画ざんねんないきもの事典』としてアニメ映画化され、2022年夏に全国公開となることが決定。併せてティザービジュアルが解禁された。

【写真】4月24日発売『おもしろい!進化のふしぎ ますますざんねんないきもの事典』書影

 『ざんねんないきもの事典』は、今泉忠明氏の監修による人気シリーズで、「サイの角は、ただのいぼ」など、いきものが進化の過程で「どうしてそうなった!?」と突っ込まずにはいられない、ちょっと「ざんねん」な事例をイラストと共にユーモラスかつ愛情たっぷりに紹介。小学生を中心に大ヒットを記録し、テレビアニメ化やテレビドラマ化のほか、サンシャイン水族館特別展「ざんねんないきもの展」も開催され、「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」でも2連覇を達成している。

 映画では、ユニークでざんねんないきものたちが多数生息する、自然豊かな南極、オーストラリア、日本(長野県安曇野)の3ヵ所を舞台にオリジナルストーリーで描かれる。アニメーション制作は、テレビアニメ『ざんねんないきもの事典』や『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』など、キャラクター系アニメ作品で数々のヒットを飛ばすファンワークスが担当する。

 原作監修の今泉氏は「『ざんねんないきもの事典』がアニメ映画になるとのこと。それを聞いて、まさかとビックリしました。本づくりの時には、いきものたちのざんねんさを思いながら編集部のみなさんが楽しんで盛り上がったようですが…。今度はアニメ映画!? 『ざんねん』がどんなふうに描かれているのか、知りたくなりますね。『クスッ』と思わず笑ってしまうような、ちょっぴりざんねんな、たくさんのいきものたち。進化しなくたっていい、ちょっと変わり者でもいい、みんな頑張って生きている…そんな元気ないきものたちの姿をお子様や親御様、皆様にお届けできればいいな、と期待しています」とのコメントを寄せた。

 『映画ざんねんないきもの事典』は、2022年夏全国公開。

『映画ざんねんないきもの事典』ティザービジュアル (C)2022「映画ざんねんないきもの事典」製作委員会 (C)TAKAHASHI SHOTEN