明治モダン大正ロマン、昭和レトロのように、平成時代の文化を一口で表すとしたら何が良いか? 「平成サイバー」と「平成ポップ」を提案するデザイン画が議論を呼んでいます。

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 話題のデザインは、宮端巳代治さんが制作したもの。「平成サイバー」はWindows 95が登場したPC普及期、「平成ポップ」は「らんま1/2」など1990年前後のアニメを思わせるイメージに仕上げています。

 もともとは2019年に投稿したデザイン画。2年前の案が今になって再投稿されたのは、「羽鳥慎一モーニングショー」の4月14日放送回がきっかけ。番組内で「平成初期の流行が『平成レトロ』と呼ばれ若者の間でブーム」と紹介されたことから、当日は「平成レトロ」がTwitterのトレンドに入りました。

 これに対し、昭和レトロの次まで「平成レトロ」としなくとも、ほかに妥当な言葉があるのでは? と、宮端さんはあらためて提起。ツイートは「平成ポップいいね」「平成サイバーの微妙なダサさがいかにも90年代」「ポップはむしろ昭和末期感あるのでサイバーのほうがしっくりくる」などと話題を呼びました。中には「平成テクノもいいかもしれない」「平成はノスタルジーの時代でもあった」など、別の案も寄せられています。

 ちなみに、「平成レトロ」はもともと平成文化研究家の山下メロさんが提唱した、1980年代末期から1990年代前半のバブル経済期独特の文化や庶民風俗を指す言葉。山下さんは番組の放送に際し「平成レトロが、親の手から離れて独り立ちしたな……という印象」とコメント。「平成レトロ」のネーミングに対する否定的な意見についても、「平成と向き合うきっかけになれば当初の目的を果たしたといえる」としています。

画像提供:宮端巳代治(@38miyoji)さん

PC普及初期のような「平成サイバー」