縮毛矯正をするとコテで髪を巻きづらくなる?
縮毛矯正をするとコテで髪を巻きづらくなる?

縮毛矯正が髪に与える影響

縮毛矯正は薬剤を使って髪をまっすぐに伸ばしていく施術方法です。

そして縮毛矯正をする際は、定着剤を使用します。

定着剤の中には過酸化水素や臭酸化ナトリウムが含まれています。

これらの成分は髪にコシを与える作用があるため、縮毛矯正をすると髪がまっすぐな状態を維持できます。

薬剤を髪に与えた後に高温のアイロンを使用することで、まっすぐな状態をキープします。

熱で変性したタンパク質は元の形に戻りにくい性質があるのでその特性を生かした施術となります。

なぜ縮毛矯正をすると髪が巻きにくくなるのか

縮毛矯正は定着剤を使って髪の性質を固定してしまっているので、その後にヘアーアイロンやコテを使っても髪が巻きにくくなってしまいます。

縮毛矯正の定着剤は数ヶ月は持つといわれています。

特に髪質が太い方はカールがかかりにくくなりますので、縮毛矯正後のカールやパーマなどのアレンジはお勧めできません。

縮毛矯正後は、シスチンが再結合され直毛になっている状態ですので、その状態で再びカールやパーマなどを行ってしまうと、その結合が崩れ、癖の強い髪に後戻りしてしまう可能性があります。

縮毛矯正をしていても上手に髪が巻ける方法はあるの?

縮毛矯正後に髪を巻きたい場合は、少なくとも施術後1週間から2週間程度、期間をあけてから行いましょう。

期間を空ける理由としては、

定着剤が髪に浸透している最中

シスチンの再結合が行われた直後なので刺激や摩擦を与えるのはよくない

髪の毛が落ち着いてからカールなどを行った方が、その後、縮毛矯正した髪質が再び持続できる可能性が高いです。

ただ、縮毛矯正を意識せず、再びくせっ毛のような髪質を続けていきたいということでしたら、ヘアアイロンやコテを使ってしっかりとカールを作っても問題ないでしょう。

もし縮毛矯正後に巻き髪を行いたいということでしたら、毛先だけアレンジして、縮毛矯正部分の過度なカールは避けるのもおすすめです。

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