JR中央線コミュニティデザインは、JR八王子駅直結の駅ビル「セレオ八王子北館」9階に、テレワーク・シェアオフィス対応の多目的ワークスペース「STATION SWITCHステーションスイッチ)」を4月15日にオープンした。

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 SWITCHの名称には、新しい「働き方」や「生き方」の気づき(スイッチ)を得てほしいとの願いを込めた。カウンター席やソファ席などのオープンスペース、私語禁止の会員専用エリア、ウェブ会議・オンライン授業に対応する個室ブースなど、多彩なエリア・ブースを揃え、駅ビルの新しい使い方として提案していく。

 支払方法は、月額制の会員プラン(フルタイム/ナイト&ホリデー/月4回)がクレジットカード、会員登録不要・オープンエリアのみ利用可のドロップイン(一時利用)が交通系ICカード。会員の入館証は、入会時に登録した交通系ICカードを利用する。

 営業時間は10~22時東京都からのまん延防止等重点措置発令に伴い、現在は10~20時)。フォンブース、コンセント、Wi-Fi、複合機(有料)、ロッカー(有料・会員のみ)、フリードリンク(一部有料)などを備える。月額料金は、フルタイムが1万4300円、ナイト&ホリデーが8800円、月4回が4400円で、初月に別途、入会金5500円が必要。

 ドロップイン利用は、2時間600円、1日利用1200円と、比較的安い。JR東日本が展開する「STATION WORK」と業務提携しており、STATION WORKのサイトから予約可能。また、STATION SWITCHの月額会員には駅ビル内ならではのショップ特典を用意する。

 JR中央線コミュニティデザインは、「沿線くらしづくり」構想の実現に向け、JR中央ラインモールを存続会社としてJR東京西駅ビル開発を吸収合併して2021年4月1日に設立した。中央線沿線の駅ビル「セレオ」「nonowa」を運営するほか、南武線沿線のコミュニティ「くらすクラス」の運営を支援する。