原田龍二

16日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、原田龍二が出演していた『水戸黄門』(TBS系)の印籠にまつわる裏話を披露。その内容に驚きや感嘆の声が上がっている。


■印籠は「触ったことがない」

番組では映画『007シリーズ』でジェームズ・ボンド役を務めたピアース・ブロスナンが、撮影で使用した小道具を自宅に持ち帰っていたニュースを紹介。

原田は自身の小道具エピソードについて「思い出したんですけどね、『水戸黄門』やってるときに、印籠あるじゃないですか。僕、助さんだったんですけど、あれは格さんが基本的に出すんですね」と話す。

そして、「それで輪島塗の印籠を出すんですけど、僕触ったことないんです」と意外とも思える告白をした。


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■その理由とは?

原田はその理由について、「なんでかっていうと、印籠を出すその日の撮影、その日の朝に、プロデューサーがちっちゃい金庫に入れて持ってくるんですよ。そんで、白い手袋をハメて、出すんですよ」と話す。

この話を聞いた玉袋筋太郎が「そんな良いもの使ってたの?」と驚くなか、原田は「そのプロデューサーは格さんのところに行っちゃうんです、すぐ。誰にも触れさせないようにして」と続ける。

そして「手元のアップのときは良い印籠を使い、引きのときは傷ついてもいいものを使っていた」「(印籠が)何パターンかある」と内情を明かした。

■出演者も驚き

コメンテーターライムスター宇多丸は、「これが本格プロップ(小道具)だ」「逆にそれを聞くとありがたく見ますね、『ははー』ってなる」とコメント。玉袋も「いい話だなあ」とポツリ。

また視聴者からも「印籠にそんな秘密があったとは」「面白い話だった」「『水戸黄門』に出てたって凄いよね」と原田が明かした『水戸黄門』の裏話に、驚きの声が上がることになった。


■根強いファンを持つ時代劇

昭和から平成初期にかけては『水戸黄門』や『暴れん坊将軍』『鬼平犯科帳』など、数多くの作品が地上波で放送され、高い人気を誇っていた時代劇。原田によると、小道具もかなり良いものを使っていたようだ。

現在、地上波放送が殆どない時代劇だが、根強いファンは多い。しらべぇ編集部は全国の10~60代の男女1,894名に実施した調査でも、38.4%が「好き」と回答している。

BSやCSなどでは現在でも放送されている『水戸黄門』。原田の裏話を聞いた後に視聴すると、また違ったものが見えてくるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の男女1,894名 (有効回答数)

原田龍二、『水戸黄門』印籠の秘密を告白 「撮影の朝、金庫に入れて…」