就職活動の際、セミナー・選考で動画を視聴したら「志望度が上がる」と回答した学生は全体の74.7%――そんな結果が就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)の調査で明らかになった。調査対象は2022年3月卒業(修了)予定の大学生大学院生

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 志望度が上がると回答した学生からは、「Webではつかむことが難しい、企業の雰囲気をイメージしやすい」「実際の仕事内容が分かり、自分自身が働くイメージを持ちやすい」「経営者や、本社以外の拠点で働く社員など、なかなか直接話を聞くことができない方の話も、動画であれば聞くことができる」といった声が寄せられた。

 就職活動以外の場で動画を視聴する頻度を尋ねると、「ほぼ毎日」(61.0%)が最も多く、「1週間に3~4回」(17.1%)、「1週間に1~2回」(13.4%)と続いた。学情は「情報収集やエンターテインメントの利用において、『動画』が積極的に視聴されている」と分析する。

●動画で何が見たいのか?

 企業分析の際に動画で見たいものを尋ねると、1位は「仕事内容の紹介」(77.9%)で、2位が「社員の1日の流れ紹介」(72.9%)、3位が「事業内容の紹介」(58.7%)、4位が「オフィス紹介」(44.4%)、5位が「第三者から、社員や採用担当へのインタビュー」(39.3%)という結果に。

 また、Webセミナー・Web面接で不安なことを尋ねると、「自分に合う環境か見極めにくい」(54.3%)が最も多く、「実際に働くことをイメージしにくい」(50.0%)、「企業の雰囲気が分からない」(49.6%)と続いた。上位3つが、4位以下の「社員の話を直接聞く機会がない」(18.6%)や「採用担当や面接官以外の話を聞けない」(18.4%)を大きく上回った。学情は、「オンラインではつかむことが難しい『企業の雰囲気』を、『動画』で見たいというニーズが高まっていると推察される」としている。

 今回の調査は3月24日4月2日、就活サイト「あさがくナビ2022」の来訪者を対象にインターネット上で実施。516人から回答を得た。

自社アピールに動画は必須