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インドにて、子どもの頃危機に瀕し、野生生物センターにお世話になり、その後自然に帰したナマケグマが、野生には戻りたくなかったようで、インドの小さな村にひょっこりと顔をだした。あまりにも人懐こいため村人たちもすっかり打ち解け、結局あるご家庭でペットとして飼育されることになったそうだよ。
ソース:This Sloth Bear Just Wants To Be A Dog
ナマケグマはインドやスリランカに生息するクマ。主食はシロアリ。アリを掘り出すのに適した体のつくりをしているので、一般的なクマとはちょっとタイプが違う感じなんだ。
すっかり家族の一員とかしたナマケグマさん。
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ナマケグマの体長は、150-190cm、体重は90-145kgと、クマにしては小さ目。長い爪つめを使って、ナマケモノのように木の枝えだに逆さかさにぶら下がることができるので、ナマケグマという名前がついたんだそうだ。決してなまけていたわけじゃなかったんだ。
ナマケグマは、長いカールされたツメを使って固いアリ塚に穴を開け、邪魔な土を吹き散らし、くちびるをストローのようにしてシロアリを吸上げて食べる。木片を投げ付けてハチの巣を落とし地上で食べる。死んだ動物を見つければ、その肉を食べることもあるけれど、昆虫以外の生き物を食べるために襲うことはほとんどないと言われている。
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ナマケグマはまた、絶滅危惧種である。森林伐採による生息地の減少と、薬や食料として売る為に捕獲されたり、農作物に被害を加えるという理由で殺されたり、芸を仕込むために捕獲されたりしたからだそうだ。
クリーブランド メトロパークス動物園のナマケグマ
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