「自宅前の木の上に変な生き物がずっといる!怖いからなんとかして!」地元の動物救助団体「KTOZ 」に通報をしてきたのは、ポーランド、南部の都市、クラフクの住宅街に住む住人だ。
この茶色っぽくて縦長の形状をした謎生物は2日間、ずっと木の上から動かず怖くて窓を開けられないという。住民はイグアナのように見えるという。
そこで通報を受けた救助団体の管理員はこの生物の捕獲に向かった。確かに木の上に謎の物体が1つあることを確認した。
だがこれは生命体ではなかったようだ。どちらかというと生命の胃袋を満たすためのものだったのだ。
住民の家の前のライラックの木の上に2日間ずっと怪しい物体が居座っていた。住民は家に入って来るんじゃないかと怖くて窓を開けられなかったという。
その物体がこれだ。
画像だけ見ると、巨大な蛾のさなぎや幼虫のようにも見えるし、哺乳類、または猛禽系の動物にも見える。
住民は恐怖のあまり地元の動物救助団体 「KTOZ 」に通報した。おそらくはイグアナじゃないかと電話口で話したそうで、団体の管理官は捨てられたペットのイグアナである可能性があるとして、すぐさま現場に向かった。
確かにそれはあった。だがこの物体には頭がない。手も足もなく生命の兆候はまったくない。管理官はこの物体を助けることができないことを悟った。
なぜならそれは、クロワッサンだったからだ。
謎生物の正体はクロワッサン!
クロワッサンという生き物ではない。三日月形のサクサクした食感があるフランス発祥のパン、クロワッサンである。
しかも木に引っ掛かっていたこのクロワッサン、普通のクロワッサンよりかなり特大サイズだったようだ。
このクロワッサンが、どうやって木に登ったのかは謎のままだ。
鳥に食べさせようとして誰かがそこに置いたのかもしれないし、どこかのご家庭で「もうクロワッサンはうんざりだ!」と窓から放り投げたのかもしれない。
とにかく謎生物の正体が明らかになったのは何よりだ。その後このクロワッサンがどうなったのかは報じられていない。
動物救助団体KTOZでは、例え結果的にそれがクロワッサンであっても、困っている動物的なものを見かけたら、躊躇せずに通報してくれることを望んでいる。
ちなみにこんなコラなんかが出来上がってた。
References:nerdist / written by parumo
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