子どもが保育園を卒園し、小学校に入学すると、それまでと比べて仕事と子育ての両立が難しくなるなど、様々な問題が生じます。

【まずい子育て】これだけはやめて!“成長しない子”になる「親のやりがちな態度」

これを「小1の壁」と言います。

早出に延長保育など融通がきいた園と違い、小学校は子どもの登校・下校の時間が一律で決められています。

子どもの過ごし方、また自身の働き方に影響の出る「小1の壁」は、共働きや片親の家庭にとって避けては通れない問題です。

一気に変わる日常について、働くママたちはどう乗り越えているのでしょうか。

参考になる実録エピソードをご紹介します。

離婚して…

「先日離婚したばかりで、シングルマザーとしての働き方と子どもの入学が重なりました。

卒園式が終わったらすぐに小学校に行き、自分の環境と子どもにとってどんな選択があるのかを先生方に尋ねました。

学校には私のようなシングルマザーは多いらしく、学童を利用したり親戚に送迎を頼んだり、いろんなケースを聞けたのは心強かったです。

月額8,000円かかる学童は大変だけど、宿題を見てもらえること、園で仲のよかったお友達も入ることをご両親から聞いて、入会を決めました。

市役所で申請するとき、その仲良しのお友達と同じ学童のクラスにしてもらえる可能性があることもわかって、もちろんお願いしました。

入学後は本当に同じクラスになっていて、息子は大喜び。

どんな様子で過ごしているかも学童の先生から教えてもらえて、安心して預けていられます。

学校のことは、こちらから質問しないと詳しいことはわかりません。

先生方が入学前の不安ときちんと向き合ってくれたのがうれしかったです。

自分と子どもの状況について、前もって知っておいてもらうことは大切だなと実感しました」(32歳/営業)

どんな家庭であっても、不安なこと、知っておきたいことは入学前にしっかり確認しておくのは自分のためともいえます。

保護者の心配は学校も理解しているため、親身になってくれる先生方は多いのが現状です。

質問してみて新しく知る事柄も多いので、臆せず尋ねるのが吉ですね。