チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、マンチェスター・シティを撃破したチームに最大限の称賛を送っている。クラブの公式サイトが試合後のコメントを伝えた。

17日に行われたFAカップ準決勝でマンチェスター・シティを対戦したチェルシー。下馬評を覆す互角でタイトな試合を展開すると、後半立ち上がりの55分にモロッコ代表MFハキム・ツィエクがゴールを決めて、1-0の勝利を収めた。

この試合でチームは強固で連帯感のある守備からカウンターを展開しており、ツィエクのゴールシーンは、自陣でのボール奪取からMFメイソン・マウントとFWティモ・ヴェルナー経由して生まれたものだった。

トゥヘル監督は完全勝利に値すると語り、「とても強力なパフォーマンスだった」と、強敵撃破の選手たちを労った。

「非常に嬉しいし誇らしいよ。我々は前半35分まで素晴らしい時間を過ごしていたが、その後の10分は簡単なボールロストやシティのクオリティに苦しんだ」

「後半30分までさらに力強くプレーし、リードするに値した。追加点を挙げることもできたはずだが、最後の15分はかなり苦しめられたよ。相手もリスクを犯して攻撃に何枚も選手を割いていたからね」

「少しばかり疲れていたが、選手はとても力強いパフォーマンスをしてくれた。このレベルでパフォーマンスをしてくれたチームにはとても満足しているよ」

この結果により、チェルシーはここ5シーズンで4回目の決勝進出。3シーズンぶりの優勝を狙う決勝戦は、5月15日に行われる。相手はレスター・シティvsサウサンプトンの勝者となる。