2021年4月19日韓国・国民日報によると、日本政府による東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出決定を糾弾するため、韓国の市民団体・YWCA連合会がソウルの日本大使館前で「海の葬式」を行った。

記事によると、同団体は同日、日本大使館前で記者会見を行った。会見では黒い服に身を包んだ参加者らが海の写真に黒いリボンがかけられた「遺影」と菊の花を手に持ち、黙とうを捧げるパフォーマンスを行った。

また、声明文では「放射能汚染水の海洋放出決定により、日本と周辺国はもちろん、人類の安全が脅かされている」と主張し、速やかに決定を撤回するよう日本政府に求めたという。

この記事に韓国のネットユーザーからは「強力なパフォーマンスだ。こうして日本を追いつめよう」「その通り。日本は海洋動植物を全て滅ぼそうとしている」と賛同の声が上がり、「日本は無神経」「日本は本当に軽率だよ。海に汚染水を流せば自分たちにも悪影響が及ぶということが分からないのか?」と厳しい声が相次いでいる。

また、「今後は刺身も食べられないし、海水浴もできなくなる。漁業を営んでいる人たちはどうやって生きていけばいいのか」と不安を示す声の他、「米国は何をしているのか」「米国が反対しない限り、韓国国民がいくら抗議しても何の意味もないのでは…という虚無感を抱いてしまう」など米国の態度を問題視する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

19日、韓国の市民団体・YWCA連合会がソウルの日本大使館前で「海の葬式」を行った。写真は同じ場所で行われた「日本放射能汚染水放流阻止大学生緊急デモ団」による抗議活動(同団体Facebookより)。