一部を除き、終了です。

全体的に縮小傾向の回数券

JR九州が2021年4月20日(火)、10枚分の値段で11枚つづりになっている普通回数乗車券について、発売を終了すると発表しました。

コロナ禍を受けた利用者の減少、経営環境の変化を受けたものとのこと。発売終了は2021年6月30日(水)です(下関発着の普通回数乗車券は2021年9月30日)。それまでに購入した普通回数乗車券は、その有効期限まで利用可能です。

身体障害者割引き、知的障害者割引き、通学割引きの回数券と、JR西日本線にまたがる普通回数乗車券は引き続き発売されます。

在来線の普通・快速列車で使用できる普通回数乗車券は、きっぷのICカード化なども背景に縮小の傾向で、JR西日本も2021年9月30日(木)で、京阪神や岡山、広島地区といったICOCAエリアにおいて、通学用などの一部を除いて普通回数乗車券の発売を終了する予定。また京阪電鉄は2021年3月31日(水)で、一部を除き発売を終了しています。

JR九州の813系電車(恵 知仁撮影)。