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 アップルは20日(現地時間)、iPad Proの新モデルを発表した。注目点としては、Apple M1搭載、バックライトにミニLEDを用いたディスプレー、5Gへの対応などがある。

Apple M1搭載で、もはやMacそのもの!?
ディスプレイは12.9インチのみミニLED搭載

 前モデルから1年強。新たに登場した2021年モデルiPad Proだが、11インチ/12.9インチの2モデル構成など、外観上の変化は小さいが(12.9インチモデルは0.5mm厚みを増している)、中身という点ではかなり大きな進化を遂げている。

 まず注目すべきはCPU。昨秋登場した新Macと同じ「Apple M1」を搭載。従来のA12Z Bionicと比較すると、最大50%高速な処理性能、最大40%高速なGPU性能を実現しているという。実際の動作クロックは不明だが、スペック表には8コアCPU/8コアGPU/16コアNeural Engineとあり、まさにMacと同クラスの性能を持つに至ったと言える。ストレージについても2倍高速となったほか、最大で2TBモデルが用意されている。

 ストレージ別のモデル構成は128GB/256GB/512GB/1TB/2TBとなっており、前者の3モデルメインメモリが8GB、後者の2モデルが16GBとメモリー容量が明らかにされるとともに差別化もなされている。

 Apple M1搭載により、本機のUSB Type-C端子はThunderboltUSB4サポート。最大40Gbpsの転送速度に対応するほか、6K解像度の外付けディスプレイの接続も可能になるなど、プロレベルクリエイティブワークに対応するとしている。

 続いてディスプレー。この部分は11インチと12.9インチで仕様が異なり、それぞれ「Liquid Retina」「Liquid Retina XDR」と名付けられている。後者の12.9インチモデルには、液晶のバックライトに1万個ものミニLEDを採用。画面を2596分割したローカルディミング(エリア単位で明るさを調整する)により、フルスクリーンで最大1000ニト(ピーク輝度1600ニト)、100万:1のコントラスト比といった性能を持つ。

 ネットワーク面ではWi-FiCellularモデルにおいて、iPhone 12シリーズに続いて5Gに対応している。米国ではミリ波にも対応し、最大4Gbpsの通信速度をサポートするということだが、アップル日本語サイトを見る限り、日本においてはiPhone 12シリーズと同じくサブ6までの対応となりそうだ。

 一方で変更されていない点もあり、まずApple Pencilは従来のiPad ProiPad Airと同じく第2世代のタイプを利用。また生体認証はTrueDepthカメラによるFace IDのみ。カラバリもスペースグレイシルバーの2色で変わらないが、Magic Keyboardは新色のホワイトが用意されている。

 カメラについてはアウトカメラは従来と同じく、12メガ広角+10メガ超広角+LiDARの組み合わせ。インカメラ122度の視野角を持つ12メガ超広角カメラを採用。この視野角を活用し、ビデオ配信時に被写体となる人物が動き回っても、自動的にその人物を中央にフレーミングする「センターステージ」と名付けられた新たな仕組みが盛り込まれている。

 気になる価格は以下のとおり。注文受付は4月30日からで、発売は5月後半を予定している。

 
外観同じでも大きく進化しやM1搭載iPad Pro発表 圧倒的な性能&ディスプレイに5G対応にも注目