エムスリー <2413> は24日引け後、14年3月期第3四半期の決算を発表。売上高は前年同期比42.6%増の266億4900万円、営業利益は同37.2%増の95億4200万円、純利益は同42.2%増の61億600万円だった。医療情報などを配信する「MR君」サービスは第3四半期以降に製薬会社の利用が拡大し、売上に貢献。また、受託調査や企画調査も好調に推移した。

 通期業績は、売上高340億円(前期比30.7%増)、営業利益114億円(同22.7%増)、純利益69億円(同23.2%増)など従来計画を据え置いたが、第3四半期の時点で通期見通しに対する進ちょく率は、営業利益で83%、純利益で88%に達した。

 なお、期末一括配当は現時点で未定(前期は1200円)。

 24日終値は800円高の28万5700円。前場は一時29万1600円を付け、13年9月11日の昨年来高値を上回った。(編集担当:宮川子平)