相対性理論や光量子仮説、零点エネルギーなど、様々な現象を最も的確に説明できる理論を次々に打ち立て、20世紀最大の物理学者とも、現代物理学の父とも呼ばれるアルベルト・アインシュタイン。
1955年の4月18日、米国プリンストンにてこの世を去った。動脈瘤が死因だった。死の直前まで研究を続けており、入院した病院でも研究を続けるべく秘書に電話を掛け、必要な用具を持って来るよう伝えている。アインシュタインが亡くなった日、カメラマンのラルフ・モースが撮影したアインシュタインのオフィスのデスク周りの写真。
ソース:Photos of Albert Einstein's office, taken the day he died | Crack Two
Albert Einstein passed away #OTD in 1955. Complications from a ruptured abdominal aneurysm. Doctors recommended surgical intervention but Einstein declined. “I have done my share; it is time to go. I will do it elegantly."
Here’s his office as he left it.
— Robert McNees (@mcnees) April 18, 2020
Image: R. Morse/LIFE pic.twitter.com/hAsjjxQfXC
A better view of the blackboard in Einstein's office as he left it on April 18, 1955. The image, which appeared in LIFE, must have been taken later — there is damage to the frame that is not visible in the first picture.
— Robert McNees (@mcnees) April 18, 2021
Image: Ralph Morse, Time & Life Pictures/Getty Images pic.twitter.com/4dASxQ9DMh
Besides the famous chalkboard photo, Ralph Morse also took a close-up of Einstein's desk. Covered with papers, his pipe laying on its side, a photo set down as if he’d just been looking at it. A very relatable desk.
— Robert McNees (@mcnees) April 18, 2021
Image: Ralph Morse, Time & Life Pictures/Getty Images pic.twitter.com/e9vdwnVNLP
アインシュタインは亡くなる一週間前の1955年4月11日、哲学者バートランド・ラッセルとともに核兵器の廃絶や戦争の根絶、科学技術の平和利用などを世界各国に訴える内容のラッセル=アインシュタイン宣言に署名する。4月13日、建国7周年を迎えるイスラエルと同国国民へ寄せるラジオ放送に関する打ち合わせ後、心臓付近の痛みに倒れる(腹部動脈瘤の破裂)。
4月15日にプリンストン病院に入院し、周囲から手術を勧められるもこれを拒否。入院中の間、駆けつけた長男ハンスと面会した他、病院でも研究を続けるべく秘書に電話を掛け、必要な用具を持って来るよう伝えてもいる。そして4月18日の午前1時過ぎ、アインシュタインは76歳の生涯を終える。彼は死の間際にドイツ語で最後の言葉を遺したが、その場にいた看護師がドイツ語を理解できなかったため、彼が最後に何を言っていたのか、その内容については不明。アインシュタインの死後、同年7月9日には彼が生前に署名したラッセル=アインシュタイン宣言が発表された。(wikipedia)
一部には「アインシュタインが原子爆弾の理論を発見した」あるいは「アインシュタインが原子爆弾の開発者」という思いこみも存在するが、これは誤解である。質量とエネルギーの関係式:E=mc2は、あらゆるエネルギーについて成り立つ式であり、特に原子力に関係した公式ではない。 また、アインシュタインは原子爆弾製造に関しては一切関与していない。
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