イギリスウェールズの国民的バンド、スーパー・ファーリー・アニマルズを率いるグリフ・リースが最新ソロ・アルバム『Seeking New Gods』から新曲「Can’t Carry On」の公式ビデオを公開した。

 グリフは今回公開された収録曲「Can’t Carry On」で「現実が妄想に近づいた時、そして重苦しい状況から逃れるための助けの探索」について歌っていると語る。90年代から常にUKロックの代表として先陣を切ってきたグリフだからこそ作り出せるキャッチーなメロディー・ラインで展開され、一度聴いたら脳裏から離れない中毒必須のポップ・ソングとなっている。

 アルバム『Seeking New Gods』のコンセプトは中国・北朝鮮国境に位置する活火山、白頭山の伝記から派生したそうで、山の存在が非人間的な時間の感覚で成り立っていることや、神話として語られる山の親しみやすい特徴などが、グリフの作曲に影響を与えていったという。本作は、ビースティ・ボーイズのプロデューサーとして知られるマリオ・Cがプロデュースを手掛け、長年のコラボレーターであるマーク・ジェイムスがアート・ディレクションを務めている。

 2021年5月21日にリリースされる『Seeking New Gods』日本盤CDにはボーナス・トラック「Tropical Messiah」が追加収録され、歌詞対訳および解説書が封入される。アナログ盤は山が打ち抜き加工された封筒型のジャケットに帯が付いた数量限定ダーク・グリーン・ヴァイナルが発売される。

◎リリース情報
アルバム『Seeking New Gods』
2021/5/21 RELEASE
RT0127CDJP / 2,200円(plus tax)
国内盤特典:ボーナス・トラック追加収録/ 解説書・歌詞対訳封入

スーパー・ファーリー・アニマルズのグリフ・リース、中毒性のあるポップ・ソング「Can’t Carry On」のMV公開