2021年4月22日

 アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出 眞敏)は、この度、ESG投資に関する基本的な考え方として「ESG投資方針」*1を策定し、以下のとおり公表することとしましたのでお知らせします。

 昨今、企業の長期的な成長のためには環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点が重要であるという考え方が社会に浸透し、機関投資家においてもESG投資に関する考え方や取り組みを示すことで社会的責任を果たしていくことの重要性が高まっています。

 当社は、創業以来、コアバリュー(基本的価値観)に基づくCSV経営*2を実践することで持続的な成長を実現してきました。こうした当社の企業経営は、生命保険会社として、また機関投資家としても社会的責任を着実に果たしながら、社会と共有できる価値を創造するという点においてESGの考え方と一致すると考えています。

 そのため、今般、当社はESG投資に関する考え方や取り組みを分かりやすく示すとともに、すべてのステークホルダーの期待に応えるために、当社のESG投資に関する基本的な考え方、具体的な投資手法を規定した「ESG投資方針」を策定し、公表することとしました(別紙参照)。

 今後も、当社は資産運用プロセスにESGの要素を組み込むことで、世界経済の持続的な成長や社会的課題の解決に寄与するとともに、「Aflac VISION2024」に掲げる「生きる」を創るリーディングカンパニーへの飛躍を目指し、さらなる企業価値の向上に取り組んでいきます。

*1 詳細はhttps://www.aflac.co.jp/corp/esg/environment.htmlをご覧ください。
*2 Creating Shared Value(共有価値の創造)

■これまでのESGテーマ型投資事例


[別紙]
                       ESG投資方針

 当社は創業以来、コアバリュー(基本的価値観)に基づいたCSV経営を実践し、社会と共有できる価値を創造することで持続的な成長を実現してきました。昨今、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の3つの観点が企業の長期的な成長のために重要だというESGの考え方が世界的に広まってきていますが、当社のCSV経営は、社会的責任を着実に果たしたうえで、社会と共有できる価値を創造するという点において、このESGの考え方と一致しています。
 当社の資産運用では、CSV経営の考え方に基づき従前からESGの要素が取り込まれていますが、上記の通り、昨今ではESGの3つの観点が企業の長期的な成長のために重要だという考え方がESG投資として社会に浸透し、機関投資家としてESG投資に関する考え方や取り組みを示すことで社会的責任を果たしていくことの重要性がより高まっています。このような環境を踏まえ、当社のESG投資に関する考え方や取り組みを分かりやすく示すとともに、お客様・ビジネスパートナー・社員・株主・社会をはじめとするすべてのステークホルダーの期待に応えるため、当社はESG投資方針を策定し、ESG投資に関する取り組みをより一層強化していきます。

ESG投資基本方針
 当社は、お客様への将来の保険金や給付金等のお支払いに備え、お客様からお預かりした保険料を安全かつ確実に運用するため、安定した収益が期待できる運用資産への投資を資産運用の中核としてきました。また、保険商品の長期にわたる負債特性に見合ったポートフォリオの構築を通じて、長期安定的な資産運用収益の最大化と財務の健全性の維持に努めています。
 当社は、この資産運用方針における資産運用プロセスにESGの要素を組み込むことで、世界経済と企業の安定的な成長に寄与し、また社会的課題の解決に貢献することを目指します。

主なESG投資手法
1.ESGインテグレーション
  当社は、投資の分析において、ESGスコアの活用や投資先企業との対話を通じて、ESG要素を考慮します。
2.外部委託運用におけるESGデューデリジェンス
  当社は、外部委託先に対し、当社のESG投資の考え方や手続きを示すとともに、外部委託先の投資プロセス
  におけるESG要素の考慮の状況を確認するため、外部委託先による年次レビューや評価等のデューデリジェ
  ンスプロセスの実施を求めます。
3.ESGテーマ型投資
  当社は、社会的課題および環境問題の直接的かつ測定可能な解決に資する投資を検討・実行します。
4.日本版スチュワードシップ・コード
  当社は、「日本版スチュワードシップ・コード」に関する取り組みhttps://www.aflac.co.jp/home_stewardship.html) を推進し、投資先企業との建設的な対話を行う中で、ESG要素を考慮します。

配信元企業:アフラック生命保険株式会社

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