ウォルバーハンプトンのヌーノ・エスピリト・サント監督(47)がトッテナム指揮官就任の噂を否定した。イギリス『ミラー』が伝えている。

ヌーノ監督率いるウォルバーハンプトンはプレミアリーグ昇格を果たした2018-19シーズンから、2シーズン続けて7位フィニッシュを達成するなど存在感を見せていた。しかし、今シーズンはFWジオゴ・ジョタの移籍やFWラウール・ヒメネスが長期離脱したこともあり、リーグ32試合を消化した時点で12位に沈んでいる。

こうした状況により、ヌーノ監督の去就も騒がれ始めており、特にジョゼ・モウリーニョ監督を解任したトッテナムが来シーズンに向けて招へいに動くとも一部メディアから報じられている。

しかし、ヌーノ監督自身はこうした噂を否定。ウォルバーハンプトンとの契約があると強調しており、現在の不調からも立ち直りたいと語った。

「私には契約がある。そして契約を結んだのは自分の決断であり、それが私の言いたいことだ。こうした決断をした以上、私の心に何の疑いもない。疑問は全くないよ。金曜日の朝8時半にはここに来て、バーンリーとの試合に向け準備するつもりだ」

「我々は問題を抱えており、解決策を見つけようとしていた。すぐにうまくいくものもあれば、そうでないものもあるだろう。問題の解決とはそういうものだ。粘り強く、執拗に対処しなければならない」

「私が何より評価しているのは、グループが争うことなく対処できていることだ。状況が良くないのは認識しているが、全員のコミットメントが必要だった。決断力、責任感、性格…これらは決して我々から消えはしない。彼らはクラブのため、すべてを捧げようとしている」

また、ヌーノ監督は昨年11月に頭蓋骨を骨折して以来、復帰の目途が立っていないヒメネスに言及。フィットネスは向上しているものの、頭蓋骨の問題により慎重になっていると明かした。

「一番の問題は骨だ。それは尊重しなければならず、だからこそ彼がボールを頭で受けることは許されない。これは骨の問題であり、体力の問題ではないんだ」

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