「東洋のスイス」として、精密機械で名高い長野県諏訪地域にある富士見町は、富士見町の精密機械企業を紹介するサイト「SEIMITSU FUJIMI」(セイミツ フジミ)をスタート。
精密機器の製品開発、製作、加工を担う有限会社牛山製作所(本社:長野県諏訪郡富士見町、代表取締役 牛山諭吉、以下牛山製作所)が、2021年4月19日より「SEIMITSU FUJIMI」に参加しました。

富士見町は、オリンピック選手のギアを担う高い設計レベルを持ち、企業連携による事業拡大を図る牛山製作所の参加により、富士見町の精密の町としての情報発信力の向上につながることを歓迎しています。

・牛山製作所「精密紀行」 https://seimitsu.site/kikou/ushiyama/
・牛山製作所「精密紀行」 動画 https://youtu.be/_s26dR-iPj4


オリンピック選手のスポーツギアにも、ゼロからの設計で期待に応える
牛山製作所は、試作品製作や、安定した生産に必要な治具のカスタム加工など、大量生産に入る前段階の効率的な設計を担っています。
切削・旋削・研削・ボーリングなどの加工から、表面処理・アセンブリ納品まで、幅広い要求に対応。
1998年に地元・長野で開催された冬季オリンピックでは、スピードスケート選手のスラップスケートのパーツ製作を担当。高価なブレードや靴を安価に精度高く作りたい、との依頼に応え、選手の滑りの観察から始まり、ゼロからの設計、繊細な調整を経て、競技用ブレードを完成させました。加えて、牛山製作所の効率化によるコストカットの強みを生かし、当時の平均価格の1/3程度の既製品化を実現し、将来のオリンピックを目指す高校生も使用できるものとしました。

協力会社の技術をハブとしてつな、幅広い受注に応える部品・加工商社機能を高める
今後の製造機械のオートメーション化を見据え、協力会社との連携を強化し、短納期を可能にする体制を確立。自社では対応ができない板金加工などの受注にもつながり、協力会社扱い案件の拡大とともに、牛山製作所としての事業拡大が進んでいます。加工商社、部品商社としての機能を高めることで、少量品・金属加工分野の製品はすべて応えられる存在を目指しています。
事業継承も確実に進み、社長である牛山諭吉の技術力に加え、専務を務める牛山貴揮による営業強化・商社機能導入により事業拡大を実現。世代の連携により、事業が継続・拡大する「精密の町・富士見町」を体現しています。

有限会社牛山製作所 概要
【設立】1972年
【住所】長野県諏訪郡富士見町落合 12640-3
【代表者】 代表取締役 牛山諭吉
【主要製品】情報機器・医療機器・測定装置・専用機部品、冶工具の設計・製作

■富士見町とは
八ヶ岳と南アルプスの間に立地し、山梨県との県境、長野県でも関東圏に近いエリアにあり、東京都から電車・車とも約2時間でアクセスできる富士見町。標高700m~1,200mの立地を生かし、避暑地や冬のスノーリゾート地として人気があり、レタスセロリなど高原野菜栽培がさかんです。その一方で、「東洋のスイス」と呼ばれる諏訪湖を中心に広がる諏訪地域に属し、富士見町内の精密機械企業は約70、主要な産業の一つです。
・富士見町ホームページ https://www.town.fujimi.lg.jp/ 

SEIMITSU FUJIMIとは
コロナ禍を機にスタートした、富士見町の精密機械産業を育んできた風土と環境、精密機械を作り出す各社の独自技術を伝える情報発信サイト。
富士見町には約70の精密機械企業がありながら、小規模事業者が圧倒的に多く、自社サイトを持つ企業も少数。また、精密機械で知られる諏訪地域にありながら、富士見町単独では精密機械産業での認知がありません。一方で、1社ごとは小規模であっても、小さな町だからこそ企業同士が協力する気風があり、複数社が連携しての取り組みも実施しています。
記事と動画で継続的に発信し、ターゲットであるメーカーの設計部門や商社の調達部門に情報を届けます。
また、町のPRに合わせ、工場等を始めとした企業誘致を含む情報発信を行います。

・「SEIMITSU FUJIMI」 https://seimitsu.site/
・精密機械企業の紹介「精密紀行」 https://seimitsu.site/kikou/ 
・富士見町SEIMITSU MAP(企業一覧) https://seimitsu.site/list/

配信元企業:長野県富士見町

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