リビングやダイニングでテレワークしていても「集中できない」「仕事が進まない」という悩みをもつ方は多いと思います。
今回は5歳と2歳の兄妹をもつ日刊住まいライターが、おもちゃだらけで物置き状態になった部屋を、テレワーク用に模様替えした例を紹介。
生活感の出るモノは置かず、仕事に関するモノだけの空間にしたことで、集中力アップ!仕事がしやすくなったそうです。自宅の一角や部屋の模様替えを考えている方はぜひ参考にしてください。
テレワーク用に物置部屋を模様替え。仕事に必要なものだけ置いたら集中力アップにリビングやキッチンでテレワーク?集中できない!
筆者はリビングやキッチンにパソコンを置いて作業していましたが、まったく集中できませんでした。洗濯機の音やシンクにたまった食器類など…とにかく、いろいろと目についてしまう。結局、予定の半分も仕事が進まない日々が続き、このままではいけないと、テレワーク用の部屋をつくることにしたのです。
物置き状態のおもちゃ部屋をテレワーク用に模様替え!
いろいろ考え、普段あまり遊ばず物置き状態になっている2階のおもちゃ部屋を、テレワーク用の部屋として使うことにしました。それまで1階と2階に分けてあったおもちゃを、すべて1階の和室に移動したことで子どもたちも遊びやすくなったようです。
おもちゃ部屋を空っぽの状態にしてから、テレワーク用に部屋づくりを開始。
仕事をしやすくするポイントは「余計なものを置かないこと」と「机の配置」
お金はできるだけかけず、仕事がしやすい部屋にするために念頭に置いたのは以下の4つです。
極力、買い足さない!家にある家具やアイテムを使用する
部屋づくりにあたって筆者がまず決めたことは「極力、買い足さない」ことでした。今後、もしテレワークがなくなったら買い足した家具やアイテムはほかの部屋でも使えるのか、と考えると買い足す気になれなかったためです。テレワーク用には、新婚時代に使っていたダイニングセットや棚をそのまま使用しました。椅子には長時間座っても疲れないよう家にあったクッションを活用。
新しいものを買い足す前に一度家の中を探してみると、意外に使えるものが出てきます。
この部屋だけミニマリスト!仕事道具以外は置かない
リビングやキッチンで仕事がうまく進まなかったのは、生活感がゴチャゴチャと目に入って気になってしまうから。そこで、この部屋にはパソコンとプリンター、手帳のみを置き、仕事道具以外は目につくところに置かないようにしました。飲み物やお菓子類などはトートバッグにまとめて入れ、置きっぱなしを防ぐようにしています。
必要な書類や本は、出しっぱなしにせず背後のクロゼットに
ダイニングテーブルの後方にクロゼットがあるため、必要な書類や本はまとめて収納し、普段は扉を閉めることで見えないようにしています。
クロゼット内にしまうため部屋の中はゴチャつかず、後方にあることで取り出しやすくなりました。また、書類や本を出しっぱなしにしないことで、子どものいたずら防止にもつながりました。
机は壁付けにせず、圧迫感を感じない置き方に
仕事や勉強する机は壁にくっつけて配置する方も多いと思います。壁にホワイトボードや付箋などをつけて、備忘録のように使う方もいらっしゃるでしょう。筆者の場合は目の前に壁がくると圧迫感を感じてしまうため、あえて部屋の中心に目線が向くように配置しています。
ダイニングテーブルをそのまま使用しているため椅子は2脚ありますが、筆者がおもに使用するのはクロゼット側の椅子です。反対の椅子は子どもが座ったり、飼い猫が寝ていたりします。
自宅で集中できない要因のひとつとして、「生活感があふれかえっているから」というのも挙げられます。筆者は用途替えできる部屋がありましたが、部屋の一角を活用する場合も、パーテーションや棚でゴチャゴチャを隠せば、集中できる環境をつくれると思います。紹介した4つのポイントが参考になれば幸いです。
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