ふかわりょう

27日、タレントの岡本夏生が2016年4月、ふかわりょうにトークイベントでキスをされ精神的苦痛を受けたとして損害賠償を求めていた裁判が開かれ、東京地裁はふかわに1円の支払いを命じた。


■事の発端は…

事の発端は2016年4月。TOKYOMX5時に夢中』を降板したばかりの岡本夏生とMCを務めていたふかわが、イベントで共演。舞台上で喧嘩の様相になり、途中で幕が下りてしまうなど、大荒れに。

その後ふかわは上半身裸になると舞台上で岡本を押し倒し、3回キスをする。岡本はこの行動に精神的苦痛を受けたとして、1円の損害賠償を求め、提訴。ふかわ側は「観客を笑わせるための芸」と主張し、裁判の行方が注目されていた。


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■東京地裁が岡本の主張を認める

27日の裁判で東京地裁は、舞台上でのキスは「一方的かつ暴力的」「芸とはかけ離れている」と判断。岡本の主張を認め「原告が受けた精神的苦痛は80万円を支払う義務がある」とし、その一部としてふかわに1円の支払いを命じる。

またふかわが、岡本が投稿したブログの内容が名誉を毀損していると訴えた件についても、「正当な評論」と棄却した。

■『バラダン』での反応は…

27日の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)でどのようなコメントを見せるか注目されたふかわ。番組冒頭「明日卒業って言っても号泣できる」と話す。

そして「私(打ち合わせが)ほとんどないんですけど、なぜか今日だけスタッフが来るんですけど、ディレクターがね、手が小刻みに震えてるんですよ」と若干意味深と思える発言をしたが、裁判について触れることはなかった。


■視聴者から励ましも

普段と変わらない番組内容だったが、番組終盤視聴者から寄せられた「人生色々ありますね、この番組の段取りのように人生上手く行かないですね。1円に笑い1円に泣く。ふかわさんがんばれ」というメッセージが読み上げられる。

コメントが注目されたがふかわは「誰だ放りこんだの。HOTな話題を」とコメントしたものの、早々に話題を変え、裁判の内容などについては、コメントしなかった。


■今後の対応に注目集まる

2人が共演した当時の状況を知る人からは「5時夢の降板で岡本さんが精神的に不安定になっていた」「当日まで岡本さんの連絡が取れず、ドタキャン寸前という背景があった」とふかわを擁護する声もある。

しかし「強引にキスをした」ことは事実だけにネット上では「芸じゃない」「これはひどい」など、批判が目立つ。今後番組内外でふかわがどのような反応を見せるのか、注目が集まっている。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

ふかわりょう、岡本夏生との裁判にコメントせず 『バラダン』視聴者から励ましも