2021年8月6日公開の映画『キネマの神様』(松竹映画100周年記念作品/山田洋次監督)の主題歌であるRADWIMPS feat.菅田将暉うたかた歌」を使用した、最新予告編映像が解禁となった。

映画『キネマの神様』は、監督・山田洋次、小説家・原田マハ原作による松竹映画100周年を記念した作品。ダブル主演を務めるのは、故・志村けんさんの遺志を継ぐ沢田研二菅田将暉。さらに宮本信子、永野芽郁らキャスト陣が集結。RADWIMPS・野田洋次郎も、菅田将暉演じるゴウの盟友テラシン役で出演している。

映画の主題歌に決定した「うたかた歌」は、すべての撮影が終わった際に、野田洋次郎が感謝の気持ちを込めて山田洋次にデモ音源を贈ったのが始まり。初めは主題歌として意識して制作した楽曲ではなかったとのことだが、野田からデモを受け取った映画のプロデューサーが曲に感銘を受け、「過去と現代、現実と虚構、そして天国を繋ぐこの特別な曲を、ゴウとテラシンを演じた菅田さんと野田さんに歌ってもらい、主題歌とすることで映画が完成すると確信した」と、この曲が映画の主題歌に決定した。

主題歌「うたかた歌」は、野田洋次郎と菅田将暉が切なくも力強く歌い上げるノスタルジックなメロディーが印象的な楽曲で、劇中のゴウとテラシンの役柄と重なり合うように歌詞に合わせて歌い分けされているという。

野田は「特に志村さんが亡くなったこともあり、それは一つ香りとして残したいと思いましたし、僕たちが通ってきた感情みたいなものを歌詞で残しておきたい。あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」と作品への愛情とリスペクトも滲ませている。

 

菅田将暉、野田洋次郎