欧州サッカー界を震撼させたスーパーリーグ構想。創設メンバーに入っていたプレミアリーグビッグ6は全クラブが脱退を表明している。

ただ、サポーターたちはオーナーが下す大きな決定において自分たちがほとんど考慮されていないことに反発を強めている。

そうしたなか、英国政府が「英国におけるプロサッカークラブの所有権に関する“50+1”ルール」についての請願を検討することになった。

この「50+1ルール」は、プロサッカークラブの所有権は最低でも51%はファンたちが保有し、外部投資家の保有率は49%以下にしなければいけないという提案である。

サポーターがクラブの決定権を持つというもので、ドイツブンデスリーガでは同様の規則が採用されている。

英国政府は1万以上の署名が集まった全ての請願に対して検討したうえで返答を行う。この「50+1ルール」請願にはすでに10万以上の署名がされており、政府が検討を行うことになったのだ。

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ただ、検討を行うだけで請願が却下されることもあるだけに、「何の意味もない」と反応するファンも…。

プレミアリーグ 「大株主排除ルール」導入? 英政府が「10万人請願」を検討へ