―[絶対夢中★ゲームアプリ週報]―


◆待望の『New ポケモンスナップ』発売

ポケモンスナップ』の22年ぶりとなる新作が4月30日に発売されました。というわけで今回のコラムは懐かしの『ポケモン』関連作を振り返っていきたいと思います。みなさんは復活して欲しいタイトルはありますか?

◆『ポケモンスタジアム

1998年NINTENDO64

 ゲームボーイ版で育てたポケモンデータを、NINTENDO64に持ってきて3Dグラフィックバトルを楽しめた対戦用ツールゲームボーイカートリッジを64のコントローラに挿す同梱アダプタ「64GBパック」は、携帯機と据置機の連動を図るアイデアのはしりといえます。

 まだ1作目ということもあり、使えるポケモンが40種類だったのがやや不評でしたが、続編の『ポケモンスタジアム2』(1999年NINTENDO64)、『ポケモンスタジアム金銀』(2000年NINTENDO64)で改良されていきました。

◆『ピカチュウげんきでちゅう

1998年NINTENDO64

 マイクを使った音声認識システムピカチュウコミュニケーションする画期的なゲーム。同じくマイクを使う『シーマン』(1999年ドリームキャスト)よりも先に登場しています。

 本体のコントローラ端子に付属のヘッドセットマイクセットし、「かわいい」「踊って」などと話しかけると、ピカチュウがさまざまな反応をしてくれます。俳優の綿引勝彦さんのCMも話題となりました。

 個人的にマイクを使ったゲームは好きで、『オペレーターズサイド』(2003年PS2)、『デカボイス』(2003年PS2)などにもハマっていました。今の技術で進化させてリメイクして欲しいところです。

◆『ポケモンカードGB

1998年ゲームボーイ

 1996年に第1弾が発売され、今や日本発のトレーディングカードゲームとして世界有数の人気を誇る「ポケモンカード」。そのゲーム版が本作。全200種類以上のカードが収録されています。

 カートリッジには赤外線通信を搭載しており、ワイヤレスでのカード交換も可能。お互いのゲームボーイを近づけて「カードポン!」すると、新しいカードが1枚手に入るシステムが「懐かしい!」という人も多いはず。

◆『ポケモンピンボール

1999年ゲームボーイ

 モンスターボールを弾いて台の上のポケモンゲットしていくピンボールゲームゲットできるポケモンは初代の150種類です。

 マダツボミの口にボールを入れるなど、ポケモンならではのかわいい演出が満載。ゲームボーイ初の振動カートリッジで、ぶるぶると震えて臨場感がありました。『カービィのピンボール』(1993年ゲームボーイ)、『ラストグラディエーターズ』(1995年セガサターン)など、当時は個性派のピンボールゲームも多かったですね。

◆『ポケモンスナップ

1999年NINTENDO64

 ポケモンを“捕る”のではなく写真を“撮る”という切り口が新鮮だった『ポケモンスナップ』。当時HAL研究所社長で後に任天堂社長となった岩田聡さんと、『マリオ』の生みの親・宮本茂さんが組んで作ったタイトルです。

ゼロワン号」というビークルに乗って進み、「イヤイヤボール」や「ふえ」を使いながらシャッターチャンスを狙います。川で跳ねているコイキングを滝に飛び込ませ、ギャラドスに進化させるのに苦労したのが懐かしいです。ポケモンがどこに隠れているのか、毎プレイごとにとてもワクワクしました。

◆『ポケモンパネポン

2000年ゲームボーイカラー

 ゲームボーイを開発した横井軍平さんのアイデアから生まれた任天堂アクションパズルパネルでポンパネポン)』(1995年スーパーファミコン)。そこにポケモンコラボしました。

 最初はチコリータワニノコヒノアラシだけが使えますが、ゲームを進めると最大13匹のポケモンゲットできます。面白さ抜群なのにややマイナーな『パネポン』が、ポケモンの力によって『ぷよぷよ』級の国民的パズルになる! と思ったのですが……。

番外編ポケットピカチュウ

1998年

 ピカチュウと一緒に散歩できる万歩計タイプの電子玩具。歩くことでピカチュウと仲良くなり、かわいい仕草を見せてくれます。逆に歩かないでいるとふてくされることも。

 1996年11月に発売された「たまごっち」が大ブームとなり、同系統の電子玩具が続々と登場。「デジタルモンスター」(1997年)、「ドラゴンクエスト あるくんです」(1998年)もありました。今ならスマホと連動させたリメイクも面白そうです。

 2000年までの『ポケモン』関連作を一気に振り返ってきました。さすがは『ポケモン』、コンテンツとしてのポテンシャルの高さが光ります。

<文/卯月鮎>

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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『New ポケモンスナップ』公式サイト。自然豊かな島々でいきいきとしたポケモンを撮影する