ラ・リーガ第34節のビジャレアルvsヘタフェが2日に行われ、1-0でビジャレアルが勝利した。ヘタフェの久保建英は、84分からプレーした。

前節8試合ぶりに勝利した15位ヘタフェ(勝ち点34)が、リーグ戦連敗中の7位ビジャレアル(勝ち点49)のホームに乗り込んだ一戦。

ミッドウィークヨーロッパリーグ準決勝1stレグのアーセナル戦を行ったビジャレアルは、その試合からスタメンを6人変更。ジェラール・モレノやトリゲロス、アルビオル、GKルジらに代えてモイ・ゴメスやフネス・モリ、ガスパール、GKアセンホらがスタメンで起用された。

古巣対決となる久保がベンチスタートとなった一戦は、開始早々の4分にヘタフェがチャンスを迎える。ダミアンスアレスの右クロスをファーサイドに走りこんだマタがヘディングシュートで合わせたが、叩きつけたボールはゴール左に外れた。

高い位置から激しくプレスをかけるヘタフェの守備に苦戦するビジャレアルは、30分を過ぎても決定機はおろかシュートすら打てない状況が続いたが、最初のチャンスでネットを揺らす。32分、スローインをボックス左手前のアルカセルが頭でつなぐと、ボックス左に抜け出したチュクウェゼがゴールネットを揺らしたが、これはチュクウェゼのオフサイドを取られた。

膠着状態が続く中、ビジャレアルは43分にも決定機。敵陣でアルカセルがロストしたこぼれ球をペナルティーアーク内のキャプーがボレーシュート。しかし、これはGKソリアのセーブに阻まれ、前半はゴールレスで終了した。

迎えた後半も開始早々にヘタフェがチャンスを作る。47分、アランバリのミドルシュートからGKアセンホの弾いたボールをマタが押し込んだが、これはオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。

その後は一進一退の展開が続く中、ビジャレアルは62分にアルカセル、ラバ、パレホを下げてバッカ、ジェラール・モレノ、コクランを投入。さらに69分には、チュクウェゼを下げてジェレミ・ピノをピッチに送り出した。

すると79分、GKからのロングフィードをジェラール・モレノが頭でつなぐと、最前線で受けたバッカがワンタッチで右サイドへ展開。これをバイタルエリア右で拾ったジェレミ・ピノがドリブルでボックス右まで持ち込み、ゴール左隅にシュートを突き刺した。

先制を許したヘタフェは、84分にアランバリを下げて久保を投入したが、シュートなどの見せ場は訪れず。 結局、試合はそのまま1-0でタイムアップ。リーグ戦3試合ぶりの白星を飾ったビジャレアルが、ミッドウィークに行われるEL2ndレグのアーセナル戦に向けて良い流れを持続している。

サムネイル画像