11年ぶりのスクデット獲得にサポーターは黙っていられなかった。

インテルは2日、2位のアタランタがサッスオーロと引き分けたため、11年ぶり19度目のセリエA制覇を達成した。

前回優勝したのはジョゼ・モウリーニョ監督時代。セリエA5連覇を達成した2009-10シーズン以来となった。

ユベントスが9連覇を達成していたセリエAだが、10連覇を目指した今シーズンは開幕からつまづく状況に。ミランインテルの両クラブが近年の低迷から復調したこともあり上位を争い続けていた。

この久々の優勝にわいたインテルサポーターは、ミラノのドゥオーモ広場に集結。コロナ禍ではあるものの、久々の優勝に我慢ならなかったようだ。

報道によると集まったファンは3万人程度とのこと。一部のファンは「今日は祝う。明日はコロナについて考える」と語るほど、この日は1年以上にわたって我慢し続けてきた鬱憤を晴らすかのように、発炎筒や花火などで盛大に優勝を祝っていたようだ。

喜びたい気持ちもわからなくはないが、ミラノは昨年特に新型コロナウイルスの感染拡大がひどかった地域の1つであり、油断ならない状況では感染していないことを願うばかりだ。

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