恋人とケンカをしたら、ついついこじらせてしまうこともあるのではないでしょうか?

しかし、ケンカを乗り越えて仲良くしたいという気持ちは同じはず。

そこで今回は、ケンカをこじらせないために気を付けたいことを、既婚者やカップルのエピソードをもとにチェックしましょう。

今後、恋人とケンカしてしまった時に備えて、参考にしてみてくださいね。

本気じゃないなら「別れる」は言っちゃダメ

ケンカのテンションで『もうこんなんじゃ離婚するしかないよね』と言ったら、旦那も『離婚だ!』ってなっちゃって……。
本気で弁護士の友だちに相談したり、離婚届を取ってきたりして、悪い方向に話が進んだことがありました。本気じゃないことは言っちゃダメですね」(33歳 / 事務員)

ケンカ中は、ついついお互いカッとなって、思っていないことを口にしたり、「別れる」なんて言ってしまうことも少なくないと思います。

しかし、お互いが冷静でないからこそ、本気じゃないことを言ってしまうと悪い方向に進みやすいです。

だんだんと怒りが冷めてきて、謝ろうと思った時には時すでに遅し……?

「別れる」と言って、引き留めてほしいという気持ちもわかりますが、冗談半分でいうと後悔する可能性もありますので注意して。

意地を張って仲直りを後回しに…

「旦那が『もう仲直りしようよ』と言ってくれたのに意地を張ってしまい、冷戦状態がかなり長期化してしました。
毎日ピリピリしたままだったし……意地なんて張るもんじゃないですね」(31歳 / IT会社勤務)

特に彼が悪い場合、なんで「私が誤らなきゃいけないの…。」となぜか変に意地を張ってしまい、仲直りを渋ってしまうこともありますよね。

しかし、せっかく彼から「仲直りしよう」と提案してくれているのなら、これからのためにもここは一旦終戦して仲直りするのがいいかも。

仲直りする時は、お互いのもやもやをしっかり晴れさせて、次のケンカの火種にならないようにスッキリさせることも大切です…!

「過去」を振り替えるのは火種になりやすい

ケンカヒートアップしたときに、『この前もさ』と一度解決したはずの問題を引き合いに出したら、『お前こそあの時』と旦那も過去のことを掘り返してきました。
そのままヒートアップしちゃって、大ゲンカに発展しちゃいました」(34歳 / 看護師)

ケンカ中、つい過去を振り返って相手の悪いところを責めたくなってしまう気持ちもわかります。

しかし、目の前で起こったことだけでなく、過去まで掘り返してしまうと、当時の怒りまで再燃焼させてしまいます。

ケンカをするのは仕方ないことなので、今後この話はぶり返さないように、その場でしっかり完結させて仲良しカップルでいてくださいね。

ケンカの論点から脱すると恋人を傷つけちゃうかも

ケンカ中に話が脱線して『お前がだらしないから』『あなたが神経質すぎる』と批判になってしまい、お互い傷ついてしこりも残りました……。
それからは途中で論点がずれていくと、『何の話だっけ?』って確認するようにしています」(36歳 / トリマー)

ケンカの原因になったことと、お互いの欠点をつい結び付けて暴言を吐いてしまうと、思わぬところでお互いを傷つけてしまうかもしれません。

人は「自分」を否定されると傷ついて、冷静でいられなくなります。ケンカヒートアップさせないコツは「論点をシンプルにすること」。

議論の内容は、「お互いの性格」ではなく、行動や起きたことに限定して早めに仲直りするのが吉です。

ケンカをこじらせないために

付き合いが長いと、それだけケンカの回数も増えてしまうのは仕方ないこと。

まずは「ケンカをなくすこと」を考えるよりも、「少しずつ減らしていく方法」もしくは「激化しない方法」を考えてみて。

今回紹介したエピソードを参考に、次ケンカしてしまった時は相手を傷つけないように仲直りしてくださいね……♡

(矢島 みさえ/ライター)

(愛カツ編集部)