セビージャフレン・ロペテギ監督が勝つべき試合で敗れたことを悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えている。

ラ・リーガ4位のセビージャは3日に行われた第34節でアスレティック・ビルバオと対戦。現在リーグ戦5連勝中であり、タイトルも十分に狙える状況の中、この試合でも多くのチャンスを創出したが、相手GKの好セーブに阻まれ続けると、試合終了間際に失点して、0-1で敗れた。

この結果、連勝ストップとなったセビージャは3位バルセロナ、2位レアル・マドリーとの勝ち点差が4ポイント、首位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差が6ポイントまで広がっている。

タイトル争いの中で痛恨の敗戦となってしまったことに対して、試合後のインタビューに臨んだロペテギ監督も勝つべき試合だったと落胆。同時に、試合中の判定にも不満を漏らしている。

「チャンスがあっただけに、勝ち点3に値する試合を落としてしまったことは悲しい。我々はチャンスを活かせず、最後の20分でペースを欠き、ミスから失点してしまった。相手のベスト選手はGKだったね。彼は5、6個の明確なピンチを防いだ」

「かなり明確なPKがあったと思う。我々はこれまでもっと怪しいPKを取られたこともあったが、主審もVARも見ていなかったようだ。我々にとって不運な判断であり、残念な決定だった」

また、ロペテギ監督はこの試合こそ敗れたものの、素晴らしいシーズンを送ってきたと強調。リーグ残り4試合に向け集中を続けていきたいと意気込んだ。

「チームはここまで並外れたシーズンを送ってきた。そして、ここ数試合でも成長し続けたいと思っていたんだ。残り4試合ある以上、次の試合に集中していきたい」

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