パリ・サンジェルマンPSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグのマンチェスター・C戦を振り返りコメントした。4日、欧州サッカー連盟UEFA)が公式サイトで伝えている。

 4日、PSGはCL準決勝・セカンドレグでマンチェスター・Cの本拠地に乗り込み、2シーズン連続の決勝進出をかけて対戦。1点のビハインドを背負うPSGは立ち上がりから主導権を握ったものの、ロングボールから失点をすると、MFアンヘル・ディ・マリアが一発退場となった後半はさらに苦戦を強いられ、結果的に0-2と敗戦した。

 この日スタートからフルで出場を果たしたヴェッラッティは試合を振り返りつつ、今季途中に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督に率いられるPSGの歩みは継続されるべきだとした。

「僕らはレッドカードまでは(逆転を)信じていた。そして多くのチャンスを作った。僕らは彼らよりも良いプレーをしていたが、ファーストレグのように、彼らの最初のチャンスで失点してしまったんだ。だがこれが大きなチームと対戦する時に起こることだよ」

「大きなチームと対戦するときは、90分間苦しまずに攻撃することは不可能だ。それは受け入れないといけない。今日の僕らはしっかりとしたパーソナリティのもとでプレーできた。シティは前半、ゴールシーン以外にシュートを打てなかったと思うよ」

「シティも勝利に値したと思う。なぜなら彼らは同じ監督のもとで6年か7年も続けていて、そしてこれが初めての決勝戦だ。でも僕らは2年で決勝と準決勝にたどり着いているのだから、僕らの歩みも評価しないといけないね。僕らは続けていく必要がある。僕らの監督はここにきてまだ5カ月なのだから」

マンチェスター・C戦にフル出場したヴェッラッティ [写真]=Getty Images