チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦で退場処分となったパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアに侮辱発言をした疑いがあるようだ。フランス『RMC Sport』が伝えている。

4日に行われたCL準決勝のシティvsPSGの2ndレグ。アウェイでの1stレグで1-2の逆転勝利を収めたシティが、この日はFWリヤド・マフレズのゴールで開始11分に先制。大きく優位に立つと、63分には再びマフレズがネットを揺らして、合計スコア4-1で初の決勝進出を果たした。

2年連続の決勝進出は叶わなかったPSGだが、残念だったのは結果だけではない。試合では69分にディ・マリアがシティMFフェルナンジーニョとの小競り合いの中で相手を踏みつけるという愚行を働き、一発退場となっていた。

さらに『RMC Sport』によると、ディ・マリアはその際、フェルナンジーニョに対して「お前は雌犬から生まれた子供だ」という意味の侮辱発言をしていたことが分かっており、今後の調査次第ではアルゼンチン代表MFに重い罰が与えられることになるかもしれない。

一方で、ディ・マリアを退場に追いやったオランダ人主審のビョルン・カイペルス氏についても疑惑が浮上している。味方の一発退場にPSGの選手らが猛抗議する中、同氏はMFレアンドロ・パレデスに向かって不適切発言をしたことが、MFアンデル・エレーラやMFマルコ・ヴェッラッティの証言で明らかに。

こちらについてもUEFAによる調査が見込まれるが、ディ・マリアの件を含めて、果たしてどのような収束を迎えるのだろうか。

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