あらゆるステークホルダーへ人生を変える価値を提供し、一人ひとりが「らしく、生きる。」世界の実現を目指すバリュエンスグループ(バリュエンスホールディングス本社:東京都港区グループCEO:嵜本 晋輔)は、グループにおけるESG課題の優先度を示した図「マテリアリティ・マトリクス」を、コーポレートサイトで公開しました。また、国内業界で初めて(*)ラグジュアリーリユース事業の環境フットプリント削減貢献量を測定・公開したことをお知らせいたします。(*当社調べ)

  • 誰もが自分らしく生きることのできる、持続可能な世界の実現のために
バリュエンスでは創業以降、不要なモノを次に必要な方へとつなぐことで製品の寿命を延ばし、より多くの人がその価値を楽しめるようにするラグジュアリーリユースをビジネスの中核に置き、国内外への普及促進をとおして地球環境へ貢献してまいりました。しかし現在社会において、気候変動、疾病、格差の拡大といった様々な課題が複雑に絡み合い、事態は日々深刻さを増しています。

こうした状況の中、当社グループはあらためてこれら社会的課題と向き合い、誰もが自分らしく生きることのできる持続可能な世界の実現のため、私たちの持つあらゆるリソースを活かして行動していく方針を決定いたしました。
  • バリュエンスグループのマテリアリティ
当社グループは、ビジネスを成長させながらもより良い世界を未来へ残すため、我々が優先的に取り組むべきマテリアリティ(優先的ESG課題)の特定に着手。当社ステークホルダーの声を踏まえ、ESG評価機関などのガイドラインを参考に18のESG課題を特定し、マテリアリティ・マトリクスとして整理、優先して取り組むべき課題(マテリアリティ)を特定しました。なお、今回特定したマテリアリティに対する目標および重要指標(KPI)は、2021年夏頃の開示に向け、現在準備を進めております。
当社グループは今回、マテリアリティの高い課題の一つである「取扱製品フットプリント」に関し、ラグジュアリーリユースによる地球への環境フットプリント削減貢献量を可視化。サステナビリティコンサルティング会社「株式会社ニューラル」監修のもと「Valuence Resale Impact Calculator」を開発、2019年9月~2020年8月に販売した商品の環境フットプリント削減貢献量を測定(*1)しました。

その結果、二酸化炭素排出量 347万t、水使用量1億7千万㎥、エネルギー量1,430万GJ、大気汚染物質であるPM2.5排出量147万tに上る削減に貢献したことがわかりました。なお、347万tの二酸化炭素排出量は、アイスランドが1年間に排出する二酸化炭素量に相当し、その削減効果は2億4800万本分の杉を植樹した場合の二酸化炭素吸収量に相当します。

今後当社グループは、本ツールのサービス化を目指すとともに、さらなるブランドリユースの普及促進を図ります。
*1:当社グループが取扱うラグジュアリー商品(時計、バッグ、ジュエリー、アパレル、小物)を素材構成別に17パターンに分類、それぞれの代表商品のデータを用いて、LCA(*2)ソフトウェア「Gabi」をにより環境フットプリントを算出。今回の対象商品点数は約50万点。
*2:LCA(ライフサイクルアセスメント):製品やサービスに対する環境影響の評価方法


バリュエンスホールディングス株式会社(https://www.valuence.inc/
・設立:2011年12月28日
・代表取締役社長:嵜本 晋輔
・本社所在地:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス28階
・事業内容:グループ全体の経営・マネジメント強化、戦略立案・策定、企業価値の最大化

配信元企業:バリュエンスホールディングス株式会社

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