現在公開中の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の累計興行収入が82.8億円、観客動員が542万人を突破。『シン・ゴジラ』(2016)の興行収入82.5億円を超え、庵野秀明監督が手掛けた作品の最高記録を更新した。

【写真】『シン・エヴァンゲリオン劇場版』舞台あいさつに登場した庵野秀明総監督&緒方恵美

 1995年のTVシリーズ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録。常に新しいファンを獲得し、幅広い層から支持されている。シリーズ完結作となる本作は、3月8日の公開初日に8億277万4200円、観客動員53万9623人を記録し、週末の全国映画動員ランキングで他作品に大差をつけて1位を獲得している。

 東映は、本作の公開初日から59日間の興行収入82億8229万8700円、観客動員数542万3475人に到達したことを発表。『エヴァンゲリオン』シリーズのみならず『シン・ゴジラ』の82.5億円をも超え、庵野作品において最高記録を更新した。

 現在、緊急事態宣言が発令中の地域では劇場の休業を余儀なくされているが、4月11日に開催された大ヒット御礼舞台あいさつで庵野総監督が発言した「ニッチな(分野の)ロボットアニメで100億」まで残り17億円強となった。

 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は全国公開中。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』ポスタービジュアル 『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開中 総監督:庵野秀明 (C)カラー