転職先を1か月で退職

転職先を1か月で退職

トップの人間性に問題のある会社は、職場環境も劣悪なケースが多い。特に、社長がワンマンで経営している会社の場合、社員は理不尽に振り回されることになる。

静岡県の30代男性(その他/フリーランス100万円未満)は包丁製造・輸出の会社に勤めていたが、わずか1か月で辞めてしまった。

「ワンマン社長の陰湿なパワハラがありました。社員やパートを1人ずつ呼び出し、別の社員の悪口を言うんです」

社長の問題行動は、これにとどまらない。パート勤務の既婚女性と不倫していたのだ。(文:大渕ともみ)

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「社員は休日まで、社長の趣味の相手に駆り出されていました」

社長の不倫相手は、仕事もせずに社長と社外にいるか、応接室で談笑しているだけだった。その一方で、「社員は休日まで、社長の趣味の相手に駆り出されていました」と男性は明かす。

「しかもその際、社長から謎のミッションを与えられるんです。達成できないと1~3時間ほど説教をされるのでたまりません。給料は毎日1時間の固定残業ありで月17万円」

社長自ら社内不倫に精を出す職場で、休日は社長によって潰され、給料も安いというブラックっぷりでは、従業員は長く働けるはずがない。男性は

「正社員は10年続いている人が1人だけいますが、およそ1~2年で辞めているようです」

と打ち明ける。3年離職率がほぼ100%の職場など、探してもそうそう見つからないのではないだろうか。

「何かあると社長から呼び出しを食らうので注意が必要でした」

この会社の離職率が高い理由は、ほかにもある。「社長の愛人に嫌われた人は、自主退職に追い込まれます」というのだ。

社長の愛人は、一見すると明るく社交的に振る舞っていました。でも、自分の気に入らないことは社長に報告していたようです。何かあると社長から呼び出しを食らうので注意が必要でした」

社員にとっての”要注意人物”は、社長の不倫相手だけではない。男性は「唯一10年勤めている社員も、社員やパートのプライベートな情報を聞くと社長に報告する人でした」と語る。そのような職場環境のせいで、「人間不信になってしまう人もいました」。

「遠方から転職してきたので、早々に会社を辞めてしまい、正直不安しかありません。でも、あの会社に残れば、それこそ精神的にやられてしまいそうだったので1か月で辞められてよかったと思っています。辞めた理由は、社長の愛人に嫌われたからです」

この男性は、社長の不倫相手によって自主退職に追い込まれた張本人だったのだ。

とはいえ、この会社よりも労働環境が劣悪な職場はなかなかないだろう。男性の転職活動がうまくいくことを願ってやまない。

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「社長の不倫相手に嫌われた人は、自主退職に追い込まれます」職場を1か月で退職した男性