タレントの東野幸治(53歳)が、5月7日に放送されたラジオ番組「東野幸治のホンモノラジオ」(ABCラジオ)に出演。“紀州のドン・ファン”こと資産家・野崎幸助さん殺害容疑で逮捕された元妻・須藤早貴容疑者(25歳)とのツーショット写真の真相について語った。

東野はこの日、先日のバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)でこの話題に触れなかったのは収録日の関係だと改めて説明した上で、今回、自身のラジオ番組で詳しく説明。

まず、“紀州のドン・ファン”との関係については、「今から何年前? もう3年、4年、5年前、『アメトーーク!』で“読書好き芸人”で呼ばれて、その中で僕ね、『紀州のドン・ファン』この本が面白いって紹介したんですよ。そもそも言えば、シャンプーハットのてつじくんが『東野さん、この本絶対に好きやと思うんで読んでください』って言って」と、てつじ経由で知った野崎さんの自伝本を読み、「アメトーーク!」で紹介することにしたという。

すると、その「アメトーーク!」は大きな反響があり、実際、本もすごく売れたそう。そして「本を書いた方からお手紙いただいて。ドン・ファンさんがその『アメトーーク!』を人から聞いてご覧になって、めちゃくちゃ喜んでて。東野さんできれば食事を1回行かしてください、って言われてて」と、野崎さんから食事に誘われていたそうだ。

さらに「実はこの本ね、『紀州のドン・ファン』のこの本、作った出版社の方が僕の幼なじみのいとこなんすよ」という関係性もあり、野崎さんとの食事に「みんなで行きましょう、行きましょう」ということになったが、ほどなくして野崎さんが死去。亡くなってすぐは“謎の死”とワイドショーで大きく報じられていたため、ほとぼりが冷めたタイミング、死後3〜4か月くらいのときに、お線香をあげるため東野ら一行は和歌山へと向かった。

南紀白浜空港からレンタカーを借り、野崎さんの家へ車を走らせた一行。家に着くと、野崎さんの会社の“番頭さん”が出迎えてくれ、お線香をあげたり、いろいろな話をしていると、そこに東野たちが来ることを聞いた須藤容疑者が家にやってきたそうだ。

そのときに撮られたのが、先日一部メディアが報じた東野と須藤容疑者のツーショット写真。なぜ、誰が、どこからそのツーショット写真をメディアに“流出”させたのかは定かでないが、東野は「たぶん、幼なじみのいとこやと思うんすよ。あいつが流してると思うんすよね。いやほんとに」と笑った。

ちなみに、ツーショット写真が報じられたあと、Twitterなどネットでは「逮捕前だし問題ない」「律儀でええヤツ」と、東野を擁護する声が多々上がったが、東野は「これだけは言わしてくれ。そんなええヤツやないねん(笑)。オレ、そんなええヤツじゃないんだ」と吠えた。また、「ごもっとも、と思ったのは『線香あげに行くのにダメージジーンズはないやろ』って。おっしゃる通り、あれはアカン」と反省した。

なお、この話にはまだ続きがあるようだが、東野は「すみません、ワイドナショーに残していいですか(笑)。ワイドナショーでまた残りしゃべらせてもらいます」と予告した。