一般的に出産にかかる時間は陣痛がきてから4~6時間、初産だとさらに時間がかかるようだが、このほど赤ちゃんを産んだイギリスの女性はたった1回のいきみで27秒後に出産したという。『The Sun』『Mirror』などが伝えている。

英ハンプシャー州ベイジングストーク在住のソフィー・バグさん(Sophie Bugg、29)は今年3月、第3子のミリーちゃん(Millie)を超スピード出産したことで注目を集めている。

ソフィーさんは3月25日が出産予定日だったが、その2日前の23日早朝午前4時頃に何となく気分が優れずトイレに行ったそうだ。

この時ソフィーさんは一緒に住んでいたパートナーのクリスさん(Chris、32)がまだ眠っていたこともあり、友人にテキストメッセージで「気分が優れないから新鮮な空気を吸うために庭に出ようと思う」と伝えた。しかし友人から「陣痛が急にくるといけないから、外に出るのは止めるように」とアドバイスを受けたという。

ソフィーさんが便座に座りながら友人とテキストメッセージのやりとりをしていると、陣痛や破水が無いにもかかわらず赤ちゃんの頭が出そうになっていることに気づいた。

驚いたソフィーさんは就寝中のクリスさんを大声で呼び、一旦トイレの外に出て大きくいきんだ。するとその27秒後にはミリーちゃんが産まれてしまった。その場に駆けつけたクリスさんは気が動転しながらも救急車を呼び、のちに到着した救急隊によって臍帯が切断された。

ソフィーさんとミリーちゃんは病院に搬送された後に検査を受けたところ、母子ともに健康だったため数時間後には自宅に戻ったそうだ。

実はソフィーさん、現在8歳になるペイジちゃん(Paige)もトイレに入ってわずか12分後に出産していた。また次女で2歳のレキシーちゃん(Lexie)においては、病院に予約した入院日に陣痛促進剤を投与し出産に臨んだところ、陣痛が始まってから26分後に無事生まれてきたとのことだ。

ソフィーさんの3人の子供たちはいずれもスピード出産だったが、特にミリーちゃんの急な誕生には驚くしかなかったという。ソフィーさんは近く世界最短出産記録としてギネスワールドレコーズに申請する予定でいるそうだ。

画像は『The Sun 2021年5月5日付「FAST DELIVERY Mum ‘sets record for fastest labour’ by giving birth in just 27 seconds」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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