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銃を撃ちながら舞うサウジアラビアの伝統舞踊、ウォーダンスcover_e


 世界各地には古くから伝わる様々な伝統舞踊が存在するが、中東、サウジアラビアにも一風変わった舞踊が存在する。

 「タアッシェ(Taasheer)」と呼ばれる伝統舞踊は、銃を使ったユニークな踊で、英語ではウォーダンスとも呼ばれている。

 男性のみによって行われるこの踊りは、過去には戦闘前の儀式として知られていたようだが、現在では結婚式や祭りの際に披露されているという。『Oddity Central』などが伝えている。

【サウジアラビアの伝統舞踊「ウォーダンス」】



Saudis keep traditional 'Taasheer' war dance alive | Jump and fire dance | Latest English News

 サウジアラビアには、男性と少年が裸足で民族衣装を身に纏い、銃を使って踊る伝統舞踊「タアッシェ(Taasheer)」、通称「ウォーダンス」が存在する。  本来、戦闘の前に兵士らの勇気を奮い立たせ、敵の恐怖心を煽るために始められたこのダンスは、現在では結婚式お祭りなどの重要な社交イベント時に披露されている。

 このダンスは、男性のみにより行われ、成人男性と少年は前装式ライフルを水平に持ち、火薬を劇的に放出しながら、見事なタイミングで膝を折って上下にバウンドし、空中にジャンプする。

銃には銃弾ではなく火薬のみが装填

 伝統舞踊を学ぶため、少年たちは火薬を扱う年齢に達するまでは、何も入っていない銃を使って幼い頃から訓練を受ける。

 マスケット銃のような細長い筒状の銃には、火薬のみが装填されており、銃弾は一切入っていない。

 しかしそれでも、地面に銃を発射しながら踊る視覚効果は高く、常に傍観者らを魅了している。

 ウォーダンスを行うサウジアラビアの地域の人々は、今後も世代から世代へと永遠にこの踊りが受け継がれていくことを望んでいるという。

 ちなみにサウジアラビアでは、結婚式で上空に向け銃を発砲するという風習もあるようで、人以外に向けて発砲する機会は多そうだ。

written by Scarlet / edited by parumo

追記:(2021/05/09)本文を一部訂正して再送します。

 
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