岡崎慎司の所属するウエスカは8日、ラ・リーガ第35節でカディスと対戦し1-2で敗戦した。岡崎は85分から出場している。

前節のソシエダ戦で4試合ぶりの白星を飾った18位ウエスカ(勝ち点30)が、12位カディス(勝ち点40)のホームに乗り込んだ一戦。ウエスカの岡崎は4試合連続のベンチスタートとなった。

立ち上がりから一進一退の展開が続く中、カディスが28分にゴールに迫る。アカポの左クロスがDFに当たり中央へ流れると、これをボックス中央で拾ったアレホが落とすと、イサ・カルセレンがボックス外からダイレクトで狙ったが、シュートは枠の左に外れた。

一方のウエスカは、ポゼッションでこそカディスを上回ったが、決定機を作るには至らずに時間が経過。するとカディスは、43分にセットプレーからスコアを動かす。右CKをニアサイドでロサーノがフリックすると、最後はファーサイドに走りこんだマウロが頭でゴールに流し込んだ。

先制を許したウエスカだったが、前半アディショナルタイム1分に敵陣左サイドラファ・ミルがパスを受けると、相手GKの位置を確認しロングシュート。GKレデスマも必死に戻ったがわずかに届かず、シュートはそのままゴールネットに突き刺さった。

このまま前半終了かと思われたが、その1分後にカディスが勝ち越しに成功する。前半アディショナルタイム2分、ファリのロングフィードでボックス中央左に抜け出したマルバシッチが飛び出したGKを引きつけラストパス。これをロサーノがゴールに流し込み、カディスが1点のリードで前半を終えた。

迎えた後半、1点ビハンドのウエスカはモスケラとヴァヴロを下げてセルヒオ・ゴメスとペドロ・ロペスを投入。さらに59分には、マフェオを下げてエスクリチェをピッチに送り出した。

すると64分、ガランのロングスローからボックス中央左のサンドロ・ラミレスがオーバーヘッドシュートを狙うもこれはミス。さらにこのこぼれ球を拾ったシオバスのシュートは右ポストに嫌われた。

その後も膠着状態が続く中、ウエスカは85分にガストン・シルバを下げて岡崎を投入。89分には中盤からのロングフィードをボックス手前の23が頭で繋ぐと、ボックス中央右の岡崎がハーフボレーで狙ったが、ミードがズレた力のないシュートはGKにキャッチされた。

結局、ウエスカは最後までゴールをこじ開けることはできず。カディスとの昇格組対決に敗れたウエスカは、降格圏を脱出することができなかった。

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